
南カリフォルニアより、海外転職キャリアコーチのブレナー真由美です。
もう7月半ばですね。この夏の時期に海外転職の下準備をしておくと、各国の労働市場が動き出す9月から転職活動を開始することができます。
今回は、海外転職を考えた時「どの国で転職できるのか?」という点についてお話しします。
体験セッションにお越しになるクライアントさんには、まず希望の国を伺います。選択肢を多く挙げる方と、1カ国に絞っている方に分かれます。
海外転職の国選びでは、「行きたい国を決めるのが先か」「自分のキャリアや語学力で転職できる国を選ぶのか」と迷うもの。
ですが、それは人それぞれの状況によって異なります。じっくり考えていきましょう。

私がクライアントさんと国選びをする際は、ワークシートを使って一緒に考えます。
特に家族がいる場合は、配偶者のキャリアやお子さんの教育環境も大切なポイントになります。決定までに半年ほどかかる方もいます。
たとえば、Oさんはお子さんの教育を最優先に考えていました。最初は娘さんとご自身がアート好きだったため、ヨーロッパを候補にしていました。
EU圏でも英語が通じるドイツやオランダも候補にしていましたが、現地語の壁や学校選びが課題に。最終的には「英語圏の方が安心」と判断し、ニュージーランドへの転職に成功しました。
私自身が香港に転職した際は単身だったため、直感で決めました。その直感が当たり、結果的に22年間香港に住むことに。
とはいえ、今の私であれば、候補国の労働市場やビザ、生活状況などをしっかりリサーチしてから決めると思います。特に家族がいる場合は、そう簡単にはいきません。

国選びのポイントとして、以下のような視点があります。
・英語圏にするか、非英語圏にするか
・日本から近いアジア圏が良いか
・英語ネイティブの国を目指すか
留学経験のある方は、その国に戻りたいと思うことも多いです。しかし、北米・オセアニア・イギリスなど、英語がネイティブの国は非常に人気が高く、就労ビザの取得が難しいとも言われています。
だからこそ、
・就労ビザが取りやすい職種・業種のリサーチ
・必要な語学力や資格の確認
・ワーホリやJ-1ビザの活用によるステップアップ
といった戦略を立てることが重要です。

EU圏も人気ですが、これらの国では「現地語ができること」が前提条件です。
どの職種でビザが取得しやすいかのリサーチも欠かせません。
「とりあえず海外に行きたい!」という勢いも理解できますが、準備不足で「こんなはずじゃなかった」と後悔し、すぐ帰国することにもなりかねません。しっかり準備しましょう。
また、家族と一緒に海外転職する場合は、以下のポイントが重要です。
・配偶者のキャリアはどうするか
・子どもの教育環境に不安はないか(治安、衛生、日本語教育の有無など)
・食文化に馴染めそうか(日本食が手に入りやすいか)
家族を巻き込む場合は、しっかりと話し合い、お互い納得した上でチャレンジするのがベストです。

私がよく話すのは、「海外キャリアは2ステップで築く」という考え方です。
Step1.ビザが取りやすい国でまず経験を積む
Step2.現地の大学・大学院に進学したり、現地で通用する資格を取得してから希望の国へ
この方法なら、キャリアの幅も広がり、新たなチャンスも見えてきます。
あるクライアントさんは、香港の会計士事務所で勤務しながらUSCPAの資格を取得。その後、オーストラリアの会計士事務所へ転職しました。
別の方は、タイのホテルでの勤務経験を経て、ドイツのホテルへ異動しました。

世界にはさまざまな国があり、それぞれ特徴があります。私がこれまで25カ国の転職支援をして感じるのは、「早めの情報収集と計画」が非常に大切だということです。
・行きたい国を決める
・今の自分のスキルや経験を把握する
・長期的にどうステップアップするか考える
たとえ今すぐ希望の国に行けなくても、まずはビザが取得しやすい国で経験を積む「2ステップ方式」でチャンスを広げましょう。
海外転職を成功させたい方、自分に合った方法を知りたい方へ向けて、初回30分の無料体験セッションを実施しています。無料体験セッションのお申込みはこちらからどうぞ。
また、海外転職セミナーもオンラインで随時無料開催中。お申込みはこちらから!
さらに、YouTubeで「海外転職の流れ完全ガイド」を公開しています。まずは全体像を知ることから始めましょう。視聴はこちらからどうぞ!
Written by ブレナー真由美(アメリカ)