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日本伝統文化を南米ブラジルで体験!イベント開催当日の様子

2022年5月18日
HIROMI (ブラジル)

ホテルの各責任者達と。ホテル総支配人は初めて着た袴をとても気に入っていました

しっかり準備をしていても予期せぬトラブルは起きる

Olá!! ブラジル・サンパウロ州在住のHIROMIです。いつもコラムを読んでくださり、ありがとうございます。

今回は前回の「南米ブラジルで日本伝統文化体験イベントを開催!発案から企画 …」の続きです。

イベント開催当日はスムーズに事が進むよう、ビジネスパートナーと共に念入りに打ち合わせをし、万全の態勢で当日を迎えました。

イベントは日曜日という事もあり、朝はゆっくり過ごす人も多い事から午前11時からに。開会式では故郷青森の伝統芸能、津軽笛を演奏するのでリハーサルも兼ねて私は朝8時半に会場であるホテルに到着して、スタッフと共に音響確認。

会場のセッティングも済ませ、スムーズに事が進んでいると思いきや、次にリハーサルをするスタッフが、待てど暮らせど約束した時間に来ません。

私がホテルに到着する直前まで連絡を取り合っていて、Até Logo!! (アテ ロゴ!= 後ほど!)と言っていたのに、なぜでしょうか?

ブラジル人は結構時間にルーズなところがあるのですが、彼らは時間を守る人達だと前からわかっているので事故に遭ったのか?トラブルに巻き込まれたのか?と心配になります。時は既に10時半。お客さまが続々とご来場されます。

今回ははじめましてのお客さまが多かったので、ご案内の際にお話させていただいたりと、和かに時を過ごしていましたが、私の心の中では「時間に間に合うだろうか」とハラハラ。

すると、バタバタとスタッフが到着!なぜ遅れてきたのかは割愛します。何はともあれ、無事に来られたので良かった!と当時は安堵したものです。

日本伝統文化体験ということもあり、日本式に時間ピッタリに開会式を始めることができました。

 

ブラジルで和菓子と押し花絵ワークショップ

押し花絵と和菓子のワークショップの様子

開会式では、ひな祭りの歴史や雛人形について説明をしました。私たち日本人はひな祭りは身近にあるものですが、ブラジル人にはありません。

これらを全てポルトガル語で説明をした後に、私は演奏。その後、各ワークショップの先生達のご紹介をして開会式は終了。

次はワークショップの時間です。今回は和菓子と押し花絵のワークショップを行いました。

和菓子の先生は、日系ブラジル人で日本で修行した事もある方です。現在はサンパウロ市でお店を構え、様々なイベントに出店などをしています。

押し花絵の先生は、日本で生まれ育ち10代の頃にブラジルに移住。彼女のお母さまが押し花絵をはじめて、現在は娘さんである先生が後継者として人々に教えています。

2人とも、2年前の開催直前にパンデミックの為中止となったイベントでもご一緒する予定でした。ですから、私達にとってはまた一緒に何かをする事はとても嬉しく、このように協力し合う気持ちというのはとても大切なことだと強く思いました。

ワークショップの場では教える事に慣れている先生達に任せて、私はその場の写真や動画を撮ったり、次の行程の確認や準備をして待ちました。

 

お楽しみの昼食と抽選会、着物体験も!

料理とテーブル、抽選会の品とお土産たち

ワークショップが無事に終わった後は皆さんと集合写真を撮り、ランチタイムです。皆さん、レストランに移動します。

昼食はレストランからは多国籍料理ビュッフェを。和菓子ワークショップで指導をしてくれた先生のお店から、手まり寿司と菱餅をお客さまに提供しました。

皆さん美味しいと言ってくださり、デザートも食べ、食後のコーヒーやお茶でお腹も気持ちも満足になった頃合いをみて、イベントのお楽しみ、抽選会です!

スポンサーであるホテルからは一泊宿泊券、協賛企業の貿易会社からは日本の品物詰合せキット、押し花絵のカード等々、参加された皆さんが喜んでいただけるよう揃えました。

他にもお土産をお渡しして、大盛り上がりの中イベントは閉会となりました。

 

初めての着物体験で溢れる笑顔

ホテルの部屋で着付けをする先生と初めて着物を着る日系ブラジル人のお客さま

今回のイベントでは、和菓子と押し花絵ワークショップを行った事は前の方に書きましたが、お着物体験もオプションとして行いました。

サンパウロ市には着物のレンタルを行なっている日本語教師の女性がいて、日本人駐在員ファミリーの方もお子さんのお宮参りや七五三の時に借りています。

一部のブラジル人にも人気で、ミス日系などのコンテストやイベントで日本をイメージしてもらうために借りに来られるそうです。

私も娘のお宮参りの時に借りました。そして、今回のイベントの前には娘と従姉妹のために着物を借り、お写真を撮りました。

このように身近に「KIMONO」というのはあるのですが、着る機会がないのも事実。今回、着物体験をオプションに付けて参加されたお客さまたちは、全員初めて着物を着たと言います。

ニコニコ嬉しそうに雛人形と一緒にお写真を撮っているのを見ると、密かに着物スタイルを広げる活動をしている者としては嬉しくなります。

準備期間が少し短くて、急ぎ足で準備したイベントでしたが、皆さんの笑顔が見れた事で、開催して良かったなと思います。

全ては優秀なビジネスパートナーのおかげ。そして、ホテルの各責任者達、スタッフ、ワークショップの先生たち、協力してくださった各企業や団体の皆さん、見守っていてくれた家族に心から感謝します。

最後となりますが、今回開催したイベントの収益の一部はブラジルの知的障害を持つ人の支援を行う非営利団体に寄付させていただきました。

ブラジル国では外国人である私がブラジル人を相手に何かを伝えるのは、並大抵な気持ちではできません。改めて、その意思を固める事ができました。

全てのご縁に感謝し、これからも日本とブラジルを繋げる活動をしていきたいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!それでは、Até mais!(アテ マイズ – またね)Tchau Tchau!!(チャウチャウ – バイバイ)

Written by HIROMI(ブラジル)

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