
3冊目になるKindle本。マニアックすぎるテーマですが、刺さる人に届けば嬉しい!
こんにちは。このたび、3冊目となるKindle本『子どもと海外移住:下見・試住したい人のための本』を出版しました。
3年半のジョージア生活を経て、現在はスペイン移住の準備を進めている私たち。その過程で改めて痛感したのが、「いきなり移住するリスク」と「下見や試住の大切さ」でした。
この本では、移住先の決め方、下見で見るべきポイント、現地で確認しておきたい暮らしの細かい部分まで、実体験をもとに具体的にまとめています。
もし今、海外移住に興味を持っている方や、子どもの教育のために環境を変えたいと考えている方がいらっしゃったら、ぜひご一読ください。Amazon.co.jpからご覧いただけます。
海外移住を考える際、「まず移住してみて、だめなら帰国すればいい」と考える方も少なくありません。ある意味ではそれも正解ですが、それは最終手段であり、気軽に帰国して良い話ではないと私は思います。
独身の人やカップルならそれでも良いでしょう。しかし、子どもと一緒に移住するとなると、移住失敗のリスクはかなり大きなダメージになります。
ここでいう移住失敗とは、「移住したものの、1年程度で日本に帰国することになった」状態のことを指します。
家族への負担、経済的損失、精神的なダメージ、移住すると伝えていた友人・知人への説明のストレス、処分した家具・家電を再び買い直したり、家を再契約したり…。想像しただけで恐ろしいです。
このリスクを避けるためには、シンプルですが「数か月だけ住んでみる」という短期滞在(試住)をすることです。
そして、その「試住」の精度・満足度を上げるには、ポイントを押さえた「下見」を行うことが必要です。

南スペインの「白い町」アルコス・デ・ラ・フロンテーラにも下見へ
ジョージアからだと新幹線くらいの交通費で行けるのもあり、私たちはスペイン移住に向けて何度もスペインへ下見に行きました。
また、フィリピンとジョージアで企画・主催している、下見・試住をしたい人向けのイベント「移住下見ツアー」「夏休み短期留学サポート」で、たくさんの海外移住希望者と出会いました。
その経験の中で、「下見の時に見るべきポイント/やるべきポイント」は間違いなくあると感じました。下見をして実際に移住の夢を叶える人と、そうではない人。両者には明確な違いがあります。
本書では、「価値観の確認」「情報収集」「下見の計画」「実際の下見時に見るべきポイント」「短期滞在(試住)のポイント」「下見・試住後の決断」「実質的な準備」というフェーズに分けて、どう動くべきかを丁寧にお伝えしています。
例えば、「下見の際にチェックすべきポイント」としては、「住居周辺の治安」「子どもの遊び場」「現地の医療体制」「ゴミの様子」など、12項目に分けて解説し、それぞれ3つ以上のチェックリストも用意しています。
また、実際に海外移住した人や、下見ツアーに参加した人のアンケートも収録しており、全部で98,000文字のボリュームとなりました。
「海外移住の下見」というマニアックすぎるテーマなので、絶対にベストセラーにはならないと思いますが、海外移住したい人や興味がある人には、きっと役立つのではないかと思います。
リアルタイムでスペインへ下見をし、ビザ申請をしている中で、今の気持ちを忘れないためにも、不安を含め、今・この時しか書けない内容になりました。

ジョージアでの秋。メキシコ人の友人と一緒に松ぼっくり拾い。
いきなり夢の国に飛び込むのではなく、ハードルを下げた段階的な海外移住を目指すべきだと私は考えています。
特に家族や子どもがいる場合は、自分の気持ちや体力だけで動けないことが多いです。家族単位で行動する以上、全員の足並みがそろうように、ゆっくりと、でも確実に歩むべきです。
環境を変えること、それも居住国を変えることは、大変なことです。
食、体力、お金、海外生活、言葉など、不安は多くありますが、「食は大丈夫そうだ」「お金は大丈夫そうだ」と、いくつか「これは大丈夫」という状態でなければ、海外生活は続きません。
私たちも最初からスペインを目指したわけではありません。海外生活初心者だった頃は、まずフィリピンで「日本を離れる練習」を試し、海外でも仕事ができるという確信を得てから、ジョージアへ移りました。
ジョージアでヨーロッパを含め多くの国を旅し、下見をする中で、異文化の中でも暮らせるという確信を得てから、自分たちの今の価値観やこれから目指すビジョンにマッチする、スペインへの移住を決断・実行しました。
この「段階的移住プラン」の重要性についても解説しています。人生とは目標達成の連続です。
都度目標を立てて、階段を上るようにステップアップし、焦らず、少しずつ海外に慣れていく。この考え方が、長く安定した海外生活につながると思います。

本格的にフィリピン移住した家族や、夏休み留学をリピートする家族も。再会が楽しみ!
「海外で暮らしてみたいけれど、何から始めればいいか分からない」という方に向けて、今年もフィリピンでの夏休みプチ滞在プログラムを開催します。
海外移住を考えている人向けの、下見を兼ねた短期滞在プランです。現地小学校の体験入学や、日常生活のシミュレーションをしながら、海外での暮らしをリアルに体感できます。
日本を出る最初の一歩として、まずは「日本から離れる練習」をしてみませんか?ご興味のある方は、ぜひこちらから詳細をご覧ください。▶ フィリピン夏休み短期滞在・プチ留学
金額のことを書くと安さに飛びつく人が出てきてしまうので、学費や滞在費についてはあえて書いていません。
しかし、実は語学学校などの英語留学よりもずっと安い金額で現地校に留学することができます。詳しくはお気軽にお問い合わせください。
私たちは無理に海外移住してほしいとは思っていないので、しつこい営業もしません。
自分の娘たちもそこに通うので、価値観の合う人に来てもらいたいと思っています。長く友人になれるような、そういう関係になれたら嬉しいです。
我が家では長女が中学生になり、いよいよカウントダウンが始まりました。一緒に海外移住したり、留学したり、旅したり。一体あと何年できるのだろうか。
子どもが子どもでいる期間は短い!1年1年を大切に、これからも挑戦し続けたいです。
『子どもと海外移住:下見・試住したい人のための本』はKindle unlimitedで無料で読むこともできるので、この機会にぜひ読んでみてくださいね。
Written by 宮下なみ子(ジョージア)