新年明けましておめでとうございます!
2020年、皆さんはどのように新年を迎えられましたか?
新年という日は、それぞれの国の文化の特徴が出やすい祝日・行事ではないでしょうか。
オランダの新年と言えば、去年の1月にご紹介していたニューイヤーダイブ(英:New Year Dive、蘭:nieuwjaasdijk)が有名です。
1960年1月1日に始まり、今年で60年目を迎えたこちらのイベント。
以前からかなり興味があったものの勇気が出なくてご紹介だけだったのですが、今年はやりました!
気温2度の中、11歳の息子と一緒に真冬の北海にダイブしてきましたよ!
やはり、見るのと実際にやってみるのでは大違い。実際に体験してきた様子をお伝えしたいと思います!
ニューイヤーダイブで一番規模が大きいのはスケフェニンゲン(scheveningen)ですが、私たちが今回参加したのはニューイヤーダイブ発祥の地、ザンドフォールト(Zandvoort)。アムステルダムの西に位置する海岸沿いのリゾートエリアです。
まずは、当日のスケジュールは以下の通り。
11:00 受付開始。音楽プログラムやビーチステージパフォーマンス
13:45 ウォームアップ
14:00 ダイブ
14:15 Unox豆スープタイム
今年は暖冬のオランダですが、前日から警報が出るほどの霧。当日はぐっと気温が下がり、最低気温はマイナス1度。イベントの始まる午後には2度まで上がりました。
でもこれから水着になるなんて考えられない…。
そうこうしているうちにウォームアップのダンスタイムが始まりました。準備体操とダンスを組み合わせたノリノリミュージックに合わせ、合間に自己流でアキレス腱なども伸ばして、とにかく動いて暖まります。
上の写真は体操の最中なのですが(寒さと興奮のためか変な顔をしていてごめんなさい笑)、まだほとんどの人がコート着用中。
いつ脱ぐのかと見ていると、ダイブの時間が近くにつれ、音楽に合わせて少しずつ脱いで行くのが面白かったです。私もそれに習いました。
意外なことに水着になった時点ではそれほど寒くなかったです。でも足の爪先が冷えて辛い!
それからまもなくダンスタイムが終わり、突然カウントダウンが始まりました。
15、14、13、、、、、、
突然みんなが走り出したので、直前まで水着の上に羽織っていたコートを脱ぎ捨てて、私たちも海に向かって走りました。
寒いし、もう訳がわからないという感じで、叫んでしまいます。オランダ人も叫んでいます。
10、9、8、、、、
オランダのビーチは広いので、まだまだ海のところにたどり着けません。とにかく叫びながら走り続けます。そして、寒いというより足の裏がかなり痛いです。私、「痛たたたた!」と叫びながら走っておりました(汗)
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3、2、1、、、
まだ海に到着できませんが、走り続けます。すでに海に入った人が戻って来て、芋洗い状態に。
とにかく前に進み続け、ついにダイブ。
飛び込むというより、そのまま水に進んで行く感じでした。
一緒に参加した息子は、「僕、頭まで入る!」と大きく息を吸い込み、海の中に潜りました。顔を上げた時、呼吸が止まりそうなすごい顔をしていました(笑)
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