MENU

バンクーバーで有名なショコラティエのカフェ”Thierry”で働く!

2021年12月4日
矢寺愛 (カナダ)

日本人にぴったり!パッケージャーというポジション

カフェでは、それぞれ働くポジションが決まっています。従業員に指示を出すスーパーバイザー、主に顧客サービスを行うサービスアシスタント、ドリンクを作るバリスタ、テーブルを片付けたり、食器を食洗機にかけるバッサー。

そして、ケーキにリボンをかけたり、お土産用のマドレーヌや、パウンドケーキ、アーモンドチョコなどを梱包する、パッケージャーです。

こちらのカフェでは、Theirry独自ブランドの特製のジャムやキャラメル、お紅茶の茶葉などが店内で販売しています。それらの箱を組み立て、リボンをかけたり、賞味期限のタグを付けたりなど、細かい作業の全般を私が任されています。

この作業が、とにかく楽しい!!!!!私は黙々とする作業が大好きで、リボンが綺麗に結べる度に、達成感と満足感いっぱいなんです。

日本人は、小さい頃から折り紙を折る際、きちんと角を合わせる癖ができていたり、欧米人にはない器用さが、自然と身に付いていると思います。なので、パッケージャーの仕事は日本人にぴったり!!

パッケージルームで自分のペースでゆったり仕事できるので、全くお仕事といった感覚がありません。ノルマもなく、プレッシャーもなく、1人で黙々と作業するので、マイペースに時間が過ぎていきます。

 

みんな笑顔で話しかけてくれる明るい雰囲気の職場

キッチンでパティシエとして働く従業員の皆さんも含め、お店全体の雰囲気自体がとてもよく、いつも笑顔で話しかけてくれます。

職場に到着すると、まず第一声は、「飲み物は何がいい?」スーパーバイザーからの優しい言葉!なんと、コーヒーもラテも全て、カフェのドリンクが飲み放題なのです。

「これ、新作のマカロンなの。食べてみて〜」と、キッチンスタッフが持ってきてくれたりもします。

甘い香りが漂うパッケージルームで、ドリンク片手に、ケーキやマカロンをいただきながらお仕事ができるなんて、なんと幸せ者なんでしょう。

働いてみて一番驚いたことは、私がパッケージをしている間、何度も何度も「Thank you Ai!」と、皆んなが声をかけてくれることです。シェフTheirryもふらっとパッケージルームに入ってきて、「元気?調子はいいかな?」と声をかけてくれます。

個々のほんのちょとした一言の積み重ねが、職場の雰囲気を盛り上げる、最も大切なことなのだと感じています。

今、カナダで生活しているのだから、「日本で経験できないことに積極的に挑戦する!」それが私流。

「海外の素敵なカフェで働いてみたい」そんな漠然としていた夢が今、叶っています。

【Thierry】
https://thierrychocolates.com/

Written by 矢寺愛(カナダ)

1 2

この投稿をシェアする

イベント・セミナー一覧へ
コラム一覧へ
インタビュー一覧へ
ブックレビュー一覧へ
セカウマTV一覧へ
無料登録へ