フランスで田舎暮らしを気軽に体験できる「シャンブルドット」で過ごすホリデー

田舎の祖父母家にステイするような感覚

こんにちは！フランス在住、Family Journey1.2.3・グローバル親子コミュニケーションコーチのNAOKOです。

今回は、フランスで田舎暮らしを気軽に体験できる「シャンブルドット」をご紹介したいと思います。

「シャンブルドット(Chambre d’ hôte)」という言葉を聞いたことがありますか？

フランスの宿泊施設で、一般家庭の余っているお部屋などをゲストルームとして宿泊者に提供している形式を表す言葉です。Chambreはフランス語の「部屋」、hôteは「オーナー」という意味です。

車でしかアクセスできないような田舎にある場合が多く、農家をリタイアしたような方が経営されていたりするので、まるで田舎のおじいちゃん・おばあちゃんのおうちに遊びに行ったかのような感覚。

「一般家庭の空いているお部屋を貸し出す」というスタイルなので、オーナーさん自身も同じ建物内もしくは敷地内に住んでいて、コミュニケーションすることができたり、滞在中のお世話をしてくれたりします。

とても心温まる時間を過ごすことができ、我が家も大好きで何回か利用しています。

フランスではホテルを予約するときに「朝食料金は別」というのが多いのですが、「シャンブル・ドット」の場合は朝食がついてるのもポイント！その土地のこだわりの食材を提供してくれるのが、いつも楽しみです。

ノルマンディー地方で過ごしたおすすめシャンブルドット

右下：毎回楽しみにしている朝ご飯の時間

今回行ったのは、カマンベールチーズやシードル(リンゴ酒)等で有名なノルマンディー地方のシャンブル・ドットLes marronniers。

周りはこれでもかというほど雄大な自然が広がる素晴らしい場所。車でここまで来る時には、沢山の馬や牛を目にし、子供達も大喜び。

私達が訪れたのは2月ですが、りんごの収穫季節である秋には、きっと可愛いリンゴが沢山なっているのを見ることができると思います。

ちなみにこちらは、世界遺産で有名な「モンサンミッシェル」とパリとのちょうど中間地点ぐらいです。モンサンミッシェルへ行ってパリに帰る時に一泊利用しました。

迎え入れてくれたのは、可愛いマダム。丁寧な部屋の説明はもちろんのこと、月曜日の夜という多くのレストランが休みを取る日で、ディナーをどうしようか悩んでいた私達にすぐにいくつか案をくださり、電話で予約までしてくださいました。

お部屋も可愛く、ベッドやソファも沢山あり、4人には十分でとても広々としていました。お庭もとても広く、子供達が喜ぶブランコやトランポリンなど遊具で楽しむこともできました。

そして毎回楽しみにしている朝ご飯の時間。こだわりのジャム。自家製のヨーグルト。ノルマンディー三大チーズの1つであるポンレヴェック。ここに来たら飲みたいリンゴジュース・・・など。

美味しいご飯を食べながら、オーナーのマダムと、同席していたもうひと家族と交流しながら、可愛いネコちゃんと戯れながら、とても温かい時間を過ごすことができました。

ノルマンディー三大チーズ工場もおすすめ

ノルマンディー三大チーズである、カマンベール・ポンレヴェック、リヴァロをいっぱい試食

こんな感じで、ホテルスティとは一風異なる、現地の方と交流しながら素敵な田舎暮らしを気軽にできる、シャンブルドット。是非次の旅に、取り入れてみてはいかがでしょうか？

このシャンブルドットから車で30分ほど行った場所に、チーズを作っている所が実際に見られる工場「Graindorge E Fromagerie」もあります。

ノルマンディー三大チーズである、カマンベール・ポンレヴェック、リヴァロをいっぱい試食することもできました。もちろん気に入ったチーズはまんまとお買い上げ。

シャンブルドットオーナーのマダムのお陰で直前でも予約ができたのは、「Beuvrons en Auge」という「フランスの最も美しい村」協会認定の場所の素敵なレストラン「Cafe Forges」です。

メルヘンでとっても可愛い村で、思わず写真を撮りたくなっちゃいました。

今回もコラムを読んでいただき、ありがとうございました！

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Written by NAOKO（フランス）