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月5万円で暮らせる!?物価が安い国ジョージアのコストパフォーマンス

2022年4月11日
宮下なみ子 (ジョージア)

食材が安くておいしい!トマト1キロ70円

コスパのよい国ランキング1位。治安の良さは世界4位!

გამარჯობა !!(ガマルジョバ!)みなさん、こんにちは!ジョージア在住のナミです。

今回は、ジョージアのコストパフォーマンスについてご紹介します。

「月5万円で暮らせる!」とTwitterで話題になったこともあるジョージア。そうなのです。ジョージアはとっても物価が安いのです!ただ生活費5万円は節約生活になるので個人的には厳しいです(笑)

それでも単身で月10万円の予算ならかなり余裕のある暮らしができるので、どちらにせよ生活コストが安いことには違いはありません。しかもただ単に物価が安いだけじゃなく、質が高い!

コロナウイルスワクチンを接種していなくても入国OKなのもあり、最近は日本人の移住者が急増しています。そんなジョージアの物価について、さまざまな切り口からご紹介いたします。

シカゴに本拠を置く金融会社NetCreditが2021年に発表したランキングで、ジョージアはヨーロッパエリアでコスパが良い国ランキングでナンバーワンに輝きました。

リタイアしたアメリカ人が15年間平均的な生活を送った時、どれくらいの費用が必要か?という調査において、ジョージアでは約21万ドルでOKなのに対し、イタリアは約49万ドル、フランスなら約52万ドル、もっとも生活費が高額なスイスでは約84万ドル。ジョージアの4倍です!!

「治安が悪いんじゃないの?」と思われることでしょう。ところが、なんと治安も良いのです。2020年度の「安全な国ランキング」でジョージアは4位を獲得。ちなみに日本は5位です。(犯罪率に関する世界的データベースを提供するNumbeoの「最新の犯罪指数・安全指数ランキング」2020年度)

実際にジョージアに住んでいて、治安の良さを感じます。特に私は6才&9才の娘連れなので治安は重視していますが、街ゆく人が挨拶してくれたり頭を撫でてくれたりハグをしてくれたりと、日本に住んでいた頃よりもずっと温かい気持ちで過ごせています。

 

食費が安い!生ビールが100円以下

私が住んでる街クタイシは、地方都市のため首都トビリシよりもさらに物価が安く、外食でも大ジョッキの生ビールが2.5ラリ(約90〜95円)と100円以下!

そしてワインも!ジョージア特有の製法であるクヴェヴリワインが700円ほどでスーパーマーケットで売られており、デイリーワインは300円代でも普通に美味しいです。

写真のようなおしゃれなレストランで普通に食べて、お酒を飲んでも一人1〜2000円前後。ちょっとカジュアルなレストランなら500円以下でお腹いっぱい食べられます。

前述のとおり、外食費もかなり安いですが、自炊をするとさらにコストを抑えることができます。スーパーマーケットやバザール(市場)などには新鮮な食材が豊富に並んでいます。

野菜、果物が特に美味しく、そして安い!季節によって値段は変動しますが、トマトは1キロ70円。日本の高級メロンと同種のメロンが1個100円。

また、日本米と同じ種類のおいしいお米も入手可能。800グラム200円なのでジョージア食材の中では高めですが、日本のお米より安いです。

 

住居費・交通費・通信費も格安で質が良い

冒頭で触れたように、住居は抜群にコスパが良いです。日本でも住めないレベルの家に住めます。しかも家具、家電、キッチン用具などすべて付いているのだから驚き。

写真は以前住んでいた家で、2ベッドルーム・110㎡、家賃500ドル。街の中心地でアクセス超良好。

古い家や庶民が暮らす家、もしくは1LDKくらいの家でしたら家賃300ドル以下で見つけることができます。日本のような礼金もないので、初期費用を極限まで抑えることができます。

交通費も、日常生活で使うバスは20円以下。大型乗り合いバンでの長距離移動してもだいたい1時間200円、3時間移動して700円ぐらい。国内旅行も気軽に行けます。

そして、ネット環境も非常に良いです。昨今のジョージアは「ノマドの聖地」と謳われ、私を含めWi-Fiがあれば仕事ができる人達がこぞって移住してきています。

そういう人たちが問題なく仕事を続けられているという事実が、通信速度・品質に問題がないことの何よりの証明です。

ちなみに私の月額通信費用は月1000円程度。スマホの通話料・通信料すべて込みです。

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