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食から見えてくる世界!自慢の現地メシ座談会

2022年7月19日
世界ウーマン座談会

イタリア・インドネシア・台湾・トルコから自慢の現地メシが登場!

「新しい料理の発見は、新しい星の発見よりも人類を幸福にする」とは、19世紀フランスの美食家ブリア・サヴァランの言葉。

人類の幸せを増やすべく、読者の皆さんに世界の美味しい料理をもっと知ってもらいたい!

ということで、海外マーケティングリサーチ会社の株式会社TNCさんと世界ウーマンの共同開催で「世界・自慢の現地メシ」座談会を開催。

イタリア、インドネシア、台湾、トルコの世界4か国からプレゼンター達が集結し、イチオシの現地メシを紹介いただきました。

プレゼンター紹介

香織さん:イタリア・シチリア島在住27年。マスメディアのコーディネーター。麺類好き。夏の今はとろろそばが食べたい。

綾子さん:インドネシア・ジャカルタ在住17年。グローバル人材会社のコンサルタント。好きな食べ物はカレー全般。カレーという名前のものはなんでも好き。

美絵子さん:台湾在住20年。コンサルティング会社勤務。暑い今は台湾かき氷に限る。いろんな種類の食べ歩きが楽しい。

陽子さん:トルコ・カッパドキア在住19年。個人旅行専門の旅行会社を経営。今は旬のナスが美味。トルコ風土鍋煮込みでも、油で焼いてショウガ醤油を垂らしてもイケる。

他参加者:世界ウーマンからは超絶麵好きとフルーツ好きの二人が、株式会社TNCからはさらに上をいく悶絶麵好きとカップ焼きそば好きの二人の合計4名がプレゼンを拝聴します。

それでは早速、幸せの食の旅へレッツゴー!トップバッターはイタリア・シチリア島です。

 

イタリア・シチリア島でしか食べられないストリートフード

香織さん(伊):シチリア島からは2つご紹介します。一つはシチリア島の中でもパレルモでしか味わえないストリートフード『パネッラ』です。

ひよこ豆の粉を火にかけて練り上げ、薄くのばして揚げたものです。基本レモンと塩でいただきます。パレルモっ子のソウルフードで子供から大人までみんな大好き。パンにはさんでコロッケパンのようにして食べることもあります。炭水化物イン炭水化物ですがこれが美味しい。

もう一つは『イワシ団子』日本でも馴染みがあると思いますが、シチリアでは刻んだミント、松の実、レーズンが入ってトマトソースで煮込んで食べます。家庭料理を出すトラットリアでよくメニューにあります。イワシ団子はそのまま煮込む場合と一度揚げてから煮込む場合がありますね。トマトソース以外では玉ねぎを炒めてワインビネガーとお砂糖を追加した甘酢ソースでも美味しくいただけます。

参加者:ヨーロッパで甘酸っぱい味は苦手だと思っていましたけど、シチリアの方はお好きなんですね!? ミントが入っているから爽やかな風味なのかしら?

香織さん(伊):ミントとイワシって結構合うんですよ。それからトマトソースにも。日本だとトマトソースにバジルだと思うんですけどミントも合います。ナスとミントの相性も良くて、揚げなす焼きなすにも日本の紫蘇みたいな感じで美味しいです。

陽子さん(土):『パネッラ』は、ひよこ豆の粉は伸ばしてぶつぶつ切れないの?

香織さん(伊):伸ばすといっても、固めのマッシュポテト状のものをペタペタ伸ばしていくのね。すぐに固まるので、そこを切っていくからぶつぶつ切れる感じではないですね。

参加者:写真のパネッラにぶっ刺してあるフォークが気になるのですが(笑)。よくヨーロッパで見かけますけど、あれは理由があるんですか?日本だと「お箸を刺すんじゃありません!」って怒られそうなものですけど(笑)。

香織さん(伊):理由は、、特にないと思うんですよ。すぐに食べられる為にかな?友人宅での食事の際、サラミやチーズを切ったものにつまようじが刺してある状態で出てくるし。
フルーツにもフォークがすでに刺さった状態で出てくるからサービス精神の現れかも?!

シチリア島のストリートフードはすぐにかぶり付けるということで理解しました(笑)。では、続きましてインドネシアお願いします!

次のページインドネシア人の大好物はスパイスとココナツミルクの芳醇な香り

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