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首都より隣国が近い!?マレーシア国境ジョホールバルってこんな街

2018年11月13日

マレーシア第2の都市

みなさん、こんにちは。マレーシア(Malaysia)の国境の街、ジョホールバル(Johor Bahru)から情報をお届けします。

ここはマレーシアの最南部、首都であるクアラルンプール(Kuala Lumpur)からは車で5時間、飛行機だと50分の場所にあります。日本で言ったら大阪のように、第2の都市。

でも、クアラルンプールより近いのが、お隣の国シンガポール(Singapore)なんです。

ジョホールバルとシンガポールは2本の橋でつながっていて、渋滞していなければ車で30分程度でシンガポールの中心部にアクセスすることができます。日本からもクアラルンプールを経由するよりはシンガポールから直行便を利用する方が、圧倒的に早くて便利なロケーションにあります。

ジョホールバルは、政府が掲げた「イスカンダルプロジェクト」を着々と進めており、発展の真っ最中。「イスカンダルプロジェクト」は、2025年までに10兆円かけて街全体を開発し、人口を2005年の2.5倍まで増やそうという計画。

ビル郡がどんどん建ち、そのハード面にソフト面のクオリティが追いつくスピードの遅さはともかく、勢いを感じる街です。

でも、まだ電車や地下鉄などの公共インフラも整っておらず、都会と呼ぶにはほど遠いのも事実。完全に車社会なので、歩道はほとんどありません。

観光地というような場所も、大きな美術館や博物館もなく、数年前にできた「レゴランド」が1番のみどころ。

あと、サッカーファンの人にとっては、1998年にサッカー日本代表が初めてワールドカップ出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」が有名でしょうか。

 

洗練と混沌の狭間を楽しめる街

ジョホールバル自体は都会とは言えないのですが、ジョホールバル住民はシンガポールやクアラルンプールを利用して、結構生活をエンジョイしていると思います。

マレーシアからシンガポール、橋を渡るだけで、物価の違いは2.5-3倍。

洗練されたものはなんでも手に入る、画一化されたシンガポール。対して、のどかな雰囲気も残る、混沌としたマレーシアのジョホール。

平日の朝と夕方には、大渋滞の中、高い給料を求めて、ジョホールからシンガポールへ通勤する人々。週末には、安い食料品や日用品の買い物のために、シンガポールからジョホールに通う人々。

洗練と混沌の狭間を楽しめる街が、ジョホールバルです。

私は仕事の立ち上げと子供の教育のために、2014年3月に2歳3ヶ月の息子とともに移り住んできました。いつの間にかもう5年。街に飽きたり、人に疲れたり、人に癒されたり、人に元気をもらったりしながら毎日楽しく暮らしています。

これからも長く暮らしていく予感。

これから、マレーシアの文化のことや、日々のこと、ライフワークの旅行のことなど、こちらの空気が伝わるような情報をお知らせしたいと思います!

Written by 土屋芳子

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