皆さん、こんにちは。ブラジル・サンパウロ州に住むMari です。
ブラジルの代表的料理といえば、シュハスコ(churrasco)やフェイジョアーダ(feijoada)でしょうか?
よく日本では「シュラスコ」と呼ばれていますが、ポルトガル語では語中のRRはハ行で発音するので、正しくは「シュハスコ」と発音します。
シュハスコとは、鉄串に牛肉や豚肉、鶏肉を刺し通し、荒塩(岩塩)をふって炭火でじっくり焼く肉料理。
諸説有りますが、この起源は、1960年代にイベントでテーブルに並ぶ肉が足りなくなり、仕方なく厨房で肉が焼けるそばから串刺しのまま運び、ゲストのお皿の上で切ったことに始まったと言われています。
中でも、ピッカーニャ(picanha、牛のお尻の肉/イチボ)は、赤身でジューシーな人気の部位です。サラダバーやデザートコーナーもあり、シュハスコは一種の食べ放題です。
シュハスコレストランでは「もう要りません」のカードを出すまで、部位別に炭火で焼いた肉をガルソンがどんどん、席でスライスして給仕します。お肉版椀子そば方式です。
また、ブラジルではどこのアパートにもベランダやパーティールームにシュハスコを焼く専門のバーベキューグリル、シュハスケイラ(Churrasqueira)が整っています。
見てください、このお肉の量!
週末は家族や友達が集まって、肉やチーズ、パイナップルなども焼きながら日がな一日楽しみます。
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