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ハワイでバックパックのキャンピングをする魅力とは?

2022年4月19日
研谷美月 (アメリカ)

2泊3日のバックパックに初挑戦

Aloha!アメリカ・ハワイ州在住歴5年のMitsukiです。

ハワイに移住してからの私の趣味は、もっぱらハイキング。週に最低1回はわんこを引き連れて山に登っています。今回は先月初めて挑戦した2泊3日のバックパックに関して綴ります。

少しずつ歩く距離も伸び、難易度も上がり、ある時テントを担いで登っている女の子たちを見かけてからは「ハイキング+キャンピング」もできることを知って、時折パートナーと山で一晩過ごしています。

これまでは一晩だけだったのが、今回は2泊に挑戦。その中で一番苦心したのが水と食糧でした。

一度山に入ってしまえばもちろん途中にお店もないので、あらゆることを想定して事前に用意し、そしてそれを全て自分で背負っていかなければなりません。

2  泊3日で一体どれほどの水が必要となるのか、どれくらいのご飯を食べることになるのか。事前にいくつかYoutubeでバックパッカー達がどんな物を食べているか調べました。

水はパートナーと合計で20Lほど。食糧はインスタントラーメンや、ナッツ類、お湯を入れたら食べられる出来合いのパスタやお米、チーズなど軽量かつお腹に溜まりやすいものを持っていきました。

 

バックパックの魅力とは?

2泊3日2人分。これらすべてを自分たちで背負って登ります

整備されたキャンプ場に泊まるわけではないバックパック。テントが張れそうな場所を見つけて、そこで過ごします。

ハワイでは熊に遭遇することはありませんが、ヤギや猪に遭遇する可能性はあります。バックパックした場所は猟が許可されているエリアということもあり、かすかな音にもドキドキします。

木が軋む音も動物の鳴き声のように聞こえます。夜中一緒に連れて行った犬が吠え始め、と同時に鼻を鳴らす音に囲まれました。どうやらハンターの犬が嗅ぎつけてやってきた様子。猪に囲まれたか!?とちょっとひやっとした瞬間でした。

ただひたすら歩くだけの数日間。重い荷物を背負っているから肩や腰は擦れるし、シャワーも浴びられず、汗だくになり泥だらけになります。

でもそんなバックパックの魅力はとても極々シンプルな生活を味わえるということなんじゃないかと思います。そしてそのシンプルな生活の中に楽しみや幸せや喜びを感じられるということ。

自分が必要なものを全て背負うと案外これしか必要じゃないということを知ることができますし、食べ物も限られたものに満足感を見出せます。

パートナーといい関係を築いていくためにも一役買っている気がします。ピンチや不足の事態にどう協力しあって対応するのかなど。今年はさらに長いバックパックに挑戦予定です。

Written by 研谷美月(アメリカ)

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