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話題のメキシコ・トゥルムでお一人様アドベンチャー③

2024年4月8日
野田リエ (アメリカ)

トロピカルな環境と融合した雰囲気のある建物が印象的

トゥルムひとり旅のススメ

こんにちは! 野田リエです。トゥルムひとり旅シリーズ、いよいよ完結です。前編中編をご覧になっていない方は、ぜひそちらからどうぞ。

冬の寒さから逃れて、数日ゆっくりしようという軽い気持ちで訪れたメキシコでしたが、何の因果か予想を超えたアドベンチャーになりました。

パンデミック以来、旅行したい意欲がほとんど湧かなかったのですが、この旅のおかげで自分の直感に自信が持て、もっとフットワーク軽く旅に出たいと思えるようになりました。

良い度胸試しになった一方で、事前に調べておけば良かったと思わされたこともあったので、今回は余裕を持って用意しておけば良かったもの、知っておきたかった事をシェアさせていただきます。

 

トゥルム渡航前に知っておきたい!チェックリスト

トゥルムはヨガのリトリートでも人気が高いせいか、ビーガン対応のオシャレな店が多数あります

1. VisiTAX

カンクン空港からメキシコへ入国する際は、VisiTAXと呼ばれる観光者税を支払わねば入国できません。これは2020年より施行されている環境保全のための旅行者税で、2023年12月時点で4000円前後でした。

支払いは渡航前にカンクン空港のウェブサイトから振り込む必要があり、現地に着いてから支払うことはできません。

航空券やパッケージツアーの料金にこの税金は含まれていない旨など詳細がカンクン国際航空のウェブサイトに記載されていますので、必ず確認しましょう。

料金を支払うと、入国手続きに必要になるVisiTAX CODEという旅行者IDが発行されます。日本国籍保持者は、このコードがあれば入国手続きが簡単に行えるキオスクを使って素早く審査を通過できるので、ぜひ活用してみてください。

2. 入国手続き書類の事前提出

わたしはいまだに、着陸直前の飛行機のなかで手書きで用紙に記入するものというイメージがありましたが、最近は渡航先の空港ウェブサイトからパスポートや滞在先の情報を事前に提出できるようになってますね。

これも出国前にカンクン国際空港のウェブサイトから済ませていたので、フライト着陸から30分程度で税関を出ることができました(荷物は預けていません)。これには前述のVisiTAX CODEが必要ですので、旅行者IDが発行されてから手続きを行ってください。

3. 虫よけ

12月でも蚊がとても多く、これには困りました。わたしは特に刺されやすい体質ですが、自分以上に両足にびっしり刺された痕のある人をホテルで見かけ、上には上がいると実感。

個包装の虫よけワイプを持参して重宝しましたが、予想以上に必要で最終日までに使い切ってしまいました。

トゥルムのシンボル的なことが書いてあったので見に行った”Big Charro”

4. シュノーケリングマスク

トゥルムに行くなら必ず訪れたい天然の泉、セノーテ(cenote)。シュノーケリングマスクを持参したおかげで、澄んだ水の中を泳ぎ回る魚たちを存分に堪能できました。

パッケージツアーを利用する場合は、ツアーコンダクターのほうでマスクの貸し出しをしているかもしれませんが、わたしが訪れた3つのセノーテでは貸し出していませんでした。個人で訪れるなら、マイマスク持参をおすすめします。

5. ウォーターシューズ

これもセノーテに行くなら便利なアイテムです。泉の周辺は水やこけなどで滑りやすかったり、泉にたどり着くまでジャングルをしばらく歩く箇所がありました。ビーチサンダルより、ウォーターシューズやハイキングサンダルの方が安心して歩き回れますよ。

6. 帽子または日よけ

12月とはいえ日差しが強かったです。念のため持参したキャップにずいぶん助けられました。

7. レンタサイクル

トゥルムの観光エリアは、レンタカーが必須なほど広大ではありませんが、バスや電車などの公共交通機関は整っておらず、タクシーが幅を利かせていました。

とは言え、タクシーですべてをまかなうのも徒歩だけで頑張るにも限界があるので、レンタサイクルは程よく便利です。

ただ、どこのお店もペダルを逆回転させるとブレーキのかかるビーチクルーザーしか置いていないようでした。海岸部では悪路も多かったので、十分注意してください。価格は1日1500円前後とお手頃でした。

日本でも徐々に注目を集めているようですが、まだまだ知られていないトゥルム。マヤ文明の遺跡や泉の自然とともにオシャレなお店も多々あり、数日でいろいろ堪能するにはもってこいの場所でした。

海外旅行を検討されている方のヒントになれば嬉しいです。次回もお楽しみに!

わたしはキャリア・就職面接に関する相談も承っていますので、ご興味ある方はウェブサイトからお気軽にご連絡ください。

Written by 野田リエ(アメリカ)

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