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話題のメキシコ・トゥルムでお一人様アドベンチャー②

2024年3月16日
野田リエ (アメリカ)

最初に訪れたセノーテ”Cenote Calavera”。昼頃から混むので、午前中か夕方のクローズ直前に行くのがおススメ

トゥルム観光で訪れるべき「セノーテ(泉)」

こんにちは!野田リエです。今月は前回に引き続き、メキシコの人気リゾート地トゥルムでの旅行のエピソードを書きます。まだご覧になっていない方は、まずはからどうぞ!

今回は、トゥルム観光のマストである「セノーテ」と呼ばれる泉で出会った人たちとのエピソード。ちなみにセノーテとは、ユカタン半島の石灰岩地帯に存在する、地下水が溜まった天然の泉の総称です。

トゥルムには数多くのセノーテがありますが、それぞれに特徴的な名前が付いています。

例えば、最初の写真のCenote Calavera。右上に写っているサインをよく見ると、「Cenote」の右側にドクロマークのようなシンボルが描いてあります。

そして、下に続く「Calavera」はスペイン語で「Skull」。「ガイコツの泉」と聞くとちょっとギョッとしますが、ここのセノーテには2つの泉、というか入口があって、ガイコツの眼窩のように見えることに由来しているそうです。

澄んだ泉の中で魚や亀と一緒に泳ぐなんて幻想的と言えるほど野田は水泳が得意ではないですが、シュノーケリングマスクを持参していたので、快適にセノーテを堪能できました。

ただし、メイクや日焼け止め、虫除け等を塗布したまま泉に入ることは、水を汚染するために禁止されています。

天然の泉は繊細です。環境にやさしいという表示のある製品も不可なので、セノーテに入る前に必ずシャワーで体を洗い流しましょう。

 

セノーテのほとりで一期一会

Cenote Cristal y Escondido。通りを挟んで隣り合った2つのセノーテ。セット入場券があってお得

旅行中最も印象的だったのが、「Cenote Cristal y Escondido(ガラスの泉と隠された泉)」で出会った人たちでした。

ひとりは、ヨーロッパ出身でカナダ在住と言っていた年配の女性。「あなたのシュノーケリングマスク、ちょっと見せてくれない?」と声をかけられたのをきっかけに、しばし立ち話をしました。

彼女はカナダに移住して数十年住んでいるものの、老後は別の土地で過ごしたいと思い、リサーチをかねてトゥルムに1カ月ほど滞在中とのことでした。

終の棲家に故郷に帰るどころか、新天地を模索するか〜。凄いなぁ。

「それで、滞在してみてどう思います?」好奇心丸出しのわたしの質問に、目を輝かせて「すっごく気に入ったわ!」と答えた彼女は、本当に眩しく見えました。

リタイアしてから物価の安い国へ移住すること自体は珍しくありませんが、実際にそうしようとしている人から話を聞いたことがなかったので、とても新鮮でした。

「わたしの人生もこれから何があるかまだまだ分からない!」と、可能性を揺り動かされたようなひとときでした。

 

後悔がないよう、自分の心に従おう

セノーテはどこも深さがありましたが、魚たちは水面近くにいて潜らなくても楽しめました

ふたり目は、わたしのドジから繋がった出会い。

セノーテを2つハシゴした私はやりきった感に溢れ、シュノーケリングマスクを忘れてホテルに戻るという失態を冒しました。

自分のアホさに失望し、高いものではないので諦めようともしましたが、なぜか諦めきれなかったんです。

しばし葛藤の後、「後悔がないよう、自分の心に従おう」と腹を括り、まずはホテルの受付でセノーテの代表番号に連絡してもらい、問い合わせを試みるものの、留守電に繋がるばかりで手掛かりゼロ。

「明日戻っても良いんじゃない?」という受付の兄ちゃんの言葉を振り切り、クローズの時間が迫る遅い午後、レンタサイクルを爆走させて現地に戻りました。

汗だくで切羽詰まりながら、グーグル翻訳で「忘れ物をしたので、セノーテに見に行かせてください。すぐに戻ります」という文章を見せながら交渉するも、「ダメダメ」の一点張り。ちくしょぉ。ここまで来て引き下がれるか。

粘っていると、通り向いのセノーテから引き上げてきた別の係員に「あの最後のグループに聞いてみろ」的なことを言われた(気がした)ので、すぐさま指をさされた方向に見えた団体客に向かって猛ダッシュ。

身振り手振りで尋ねるもそっけない反応をされ、さすがにここまでかと思ったその時、団体客からひとり離れ、はだしで町の方角へ歩き始めていた青年が目に入りました。

 

奇跡的な奇跡の連続で生かされている

熱帯ならではの風情に満ちたCenote Calaveraに続く道

「待ってください!」。雰囲気的に、英語を話す人だとピンときて話しかけると、大当たり。

事情を話すと、「そういうのはもう見つからないと思うよ。水に流したほうがいい」と諭されました。それで毒気を抜かれたわたし。

「そうだよね。終止符を打ってくれてありがとう」「いや、気にしないで」などと立ち話をしていたら、彼があっと後方を指さしたので振り返りました。

なんと係員の人が、わたしのシュノーケリングマスクを手に「あったよぉぉ」と手を振り回していたのでした。

なんてシュールな日なの!わたしは「奇跡的な奇跡の連続で生かされている」とその時感じました。

次回は、トゥルム観光のお役立ち情報をシェアします。お楽しみに!

わたしはキャリア・就職面接に関する相談も承っていますので、ご興味ある方はウェブサイトからお気軽にご連絡ください。

Written by 野田リエ(アメリカ)

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