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驚きの連続!オランダのかなり激しい大晦日・年越し・新年

2019年1月14日

明けましておめでとうございます!

オランダの都心部に引っ越してきて、今回初めてのオランダの年越しをフルに体験しました。

そうしたら、なかなかユニークでエキサイティング!

約15年間で5カ国に住んできた私ですが、「激しいニューイヤーランキング」があるとすれば一気に1位に躍り出たオランダの年越しについて、今日はシェアしてみたいと思います。

 

市民による打ち上げ花火が炸裂

オランダでは、年越しには花火を上げて祝うのが一般的です。

花火の打ち上げにはしっかりとルール付けがされており、毎年年末になると数日間だけ指定の場所で花火の販売があります。

花火の打ち上げは、12月31日午後6時から年が明けて午前2時まで許可されています。

この時間以外に打ち上げると、花火の没収および100ユーロの罰金が課されるそう。

1月1日になる瞬間から1時間がハイライト。

街中の家が、一斉に花火を打ち上げて新年を祝います。

その打ち上げ花火が一般家庭用といってもかなり激しいのです。

一言で表現するなら、まさに「市街戦」。

「バン!バン!バババババーン!!」という音が途切れることなく、1時間以上鳴り響きます。

旧正月に爆竹を鳴らす中華圏にも住んだことがあるのですが、音と光の迫力はオランダの方に軍配が上がりました。

オランダの住宅は家と家が隣接して建っているのですが、特に家の周りは道も車が一台ぎりぎり通れるほど密度が高いエリア。

そこでもお構いなしにバンバン打ち上げるものですから、それはそれは恐怖すら覚えました。

2階のテラスから見ようと外に出たら、花火が頭上すぐから降ってくるようで慌てて室内に逃げ込んだほどです。

事故が起こらないのが奇跡というほどの激しさ!

実際に事故は結構起こっていて、目を守るアイマスクや耳栓の着用は呼びかけられています。

知り合いの家なんて、翌朝玄関のガラスにひびがはいっているのに気付いたとか。。。

とにかく音がすごくて、自分の家に直撃していても気付かなったとしても全く不思議ではありません。

でも、家族や親しい人と手作りで新年を華々しく祝う感じはとても素敵だと思うんです。

「新しい年をエネルギッシュにパワフルに過ごそう!」と力が湧いてくる感じ。

 

オランダ第2の都市であり、新進気鋭なイメージのあるRotterdamロッテルダムでは大規模な花火大会も開催されます。

こちらはたくさん人が集まって、カウントダウンありの近代的な年越しです。

 

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近代的なビルと大きな橋の狭間のベイエリアで、打ち上げられる花火はまた格別なことでしょう。

高層ビルから花火大会を見下ろすことができるのも、ロッテルダムだからこそ体験できるかもしれません。

市民の打ち上げ花火でアットホームな年越し、大規模なカウントダウンと花火大会の近代的な年越しの両方ができるオランダ。

来年の新年はオランダで迎えるのもいいかもしれませんよ!

Written by 藤村ローズ

 

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