ALOHA、アメリカハワイ州在住5年目のMitsukiです。今月はハワイに移住してから変化した読書習慣に関して書きたいと思います。
読書はその道のり緩急がありながらも人生で一番長く続いている趣味で、そしてそれはハワイに移住してからも変わりません。
海外へ移住することになって思うように読みたい本(特に日本語で書かれた本)が手に入らない、読書習慣が変わった、そんな方も多いのではないでしょうか?
ハワイに移住することを決め、今まで読み溜めてきた、これから読みたいと思っていたどの本を一緒に連れてくるかという選抜に苦心したのを覚えています。
結局持ってきた本たちはその数年後意を決してハワイに住む、日本の本を読みたいそう思っている方たちのためになればとブックオフにほぼ全て持ち込みました。
今回の記事ではきっと海外に住まなかったら出会っていなかったかもしれない、新たに私の読書習慣の一部となった「Kindle」と「オーディオブック」を中心に書きます。
電子書籍が出だした頃には本はやっぱり紙でなくては!とのこだわりが強くありました。それが日本からハワイに旅行に来た友人が「一度試してみて」と貸してくれたのをきっかけにKindleの魅力に気がつきました。
大きな魅力は「気軽に日本の本を入手できる」ということ。読みたい本があっても当時手に入ることができる日本の本はとても限られていました。(今ではハワイにあるBook off で送料無料で取り寄せることができます)
それがKindleだと一瞬で読みたい本が手元に届くことになるのです。画面の感じもまるで本のような質で、明るさや文字の大きさ、背景の色も黒くしたり、自分が読みやすいスタイルに調節することができます。
そしてもう一つの魅力は、何冊の本も持ち運ぶ必要がなく、ペーパーレスにできること。
手元にある本を持っておこうか、それとも手放そうかと迷う必要がなくなりました。ただKindle本として出ない本もあるので、そういった本は友人や知人などがハワイに来る時に買ってきてもらうようお願いしています。
もう一つ新たに私の読書習慣に加わったのが、オーディオブックです。
日本では公共交通機関をよく利用していたので移動中に本を読むことが多かったですが、ハワイでは車での移動がほとんどで本を読む時間を作りにくくなりました。
運転中ポッドキャストを聞いているときもありましたが、最近はオーディオブックを聞くようになりました。
私にとって英語で小説を読むのは情景を想像しにくかったり、知らない英単語の意味を逐一調べたくなり読み進めるのが難しいのですが、小説ではなくハウツー本やセルフヘルプの本などは、オーディオブックとして耳で聞く方がすいすい入ってくると気がつき、そういった本はオーディオブックで聴くようにしています。
もう一つ読書に関して変わったことは本屋さんに出向くことがなくなり、圧倒的に新しい本や面白そうな本と出会えるきっかけが減ったことです。
なので今はYoutubeやSNSの読書アカウントなどを利用して、本の出会いのきっかけを作っています。
どうやらバーチャル本屋さんを利用できるようになったとか?テクノロジーの進化と共にどう読書ライフも変化するか楽しみです。
Written by 研谷美月(アメリカ)