皆さんこんにちは。ブラジル帰りのキャリアコンサルタント・マリです。世界中どこにいても輝けるキャリア&ライフを応援します。
早くも帰国して8ヶ月、まもなく2021年が終わろうとしています。せっかく帰国したのに、ほとんど緊急事態宣言下で、これまで都内から一歩も出ずに、仕事場と自宅を往復するだけの生活を続けておりました。
そんな中「ワクチン接種も終わるし、こちらへ遊びに来ませんか?」というお誘いを受けました。誘ってくれたのは、ブラジルでご近所だったA子さんです。
私より半年早く、2歳の男児と共に渡伯した若い駐妻さんでしたが、年上の私達にもフレンドリー、それでいて礼儀正しく接してくれたので、世代を超えたお付き合いが自然にできました。
そんな彼女も、コロナに振り回された一人です。2020年春、会社の命令で一旦日本へ帰国することになりました。
駐在3年目、「もうブラジルへは戻って来れないかも」と名残惜しそうな彼女とご家族を見送ったのが、ついこの前のことのようです。
「マリしゃん、またねぇ〜」日頃から一緒にお出かけしていたのですっかり懐いてくれていた息子ちゃんとも、腕がもげるほど手を振ってお別れしました。「今度いつどこで会えるのか」と不安な気持ちで車を見送りました。
結局その半年後に旦那さんの辞令が出て、本帰国となりました。でも、残されたアパートを片付けに来たのは、旦那さん一人だけでした。
そんなわけで、ブラジルでお別れしてから一年半、北関東に住むA子さんに会いに行くことにしました。私にとっては、帰国後初の遠出ですが、心強い旅の道連れは共通の仲間であるB美さんです。
B美さんも昨年本帰国しており、偶然にも私の家とほど近い所に住んでいます。ブラジルでは一緒に出かけたり、お互いの家を行き来していたので、帰国後も近場で会ったり、頻繁に連絡を取っています。
今回は東京から彼女の車で目的地へ向かうことになりました。久しぶりのドライブは遠足みたいでテンション上がります。一方で、A子さん親子に会うのはドキドキしました。息子ちゃん、私達を忘れていないかなぁ〜。
再会の場所は、A子さん宅から40分くらい離れた港町のお魚市場にしました。隣接する港で水揚げされた新鮮な魚介類が並ぶ、関東有数の市場です。お土産屋さんやお食事処も沢山あるので、美味しい海鮮ランチに舌鼓を打とうという企画です。
東京からは高速を使って2時間くらいの予定でしたが、私とB美さんはお喋りに熱中しすぎて、高速の乗り方をちょっと間違え、予定より20分遅れでお魚市場に到着しました。
「〇〇水産の大きな黄色い看板の前に車停めました」と、A子さんからLINEが入りました。私達も空いているスペースに駐車して、黄色い看板を目指して歩き始めると…、あっ!男の子が、手を振りながら、私達の名前を呼んでいます!
「久しぶり〜」ブラジルにいた時の癖で、ハグしそうになりました。息子ちゃんは少し照れたような様子でしたが、A子さんに促され、すぐに私とB美さんの手を取って歩き始めました。
そして、もう一人!A子さんが抱っこしているのは、帰国後に生まれた10ヶ月の娘ちゃんです。「なんだか不思議。さよならした時にはいなかったのに、二児の母になってるって、それだけ時間が経ったんだね」私達はこの一年半のことを思い返しました。
お昼ご飯は新鮮なお寿司をいただきました。回転寿司なのに、注文表を出すと握りたてを運んで来てくれます。マグロは脂が乗っていて、大きなエビ、白身のお魚の種類もたくさんあります。
息子ちゃんは大好物の納豆巻きをペロッと2皿平らげました。「あれ?いくつになったんだっけ?」と尋ねると、「5歳!」と答えました。そうか、お誕生日が2度来たんだね。
渡伯時、息子ちゃんは1歳半でした。初めての子育てを海外でしていたA子さんの不安な気持ちが頂点に達したのは、息子ちゃんの入院騒ぎでした。今考えても、どれほど心細かったことかと思います。
退院後も、食欲のない息子ちゃんのために果物を買いに来た彼女とスーパーでばったり会いました。いつも明るく、飄々とした印象の彼女も、どことなく疲れを残した表情で、「マリさん、何買ったらいい?」と訊かれたので、瑞々しい柑橘類をお勧めしました。
「なにしろ、2歳児の病院食なのに、ステーキ出たんですよ。さすが、ブラジルでしょ?」と言う話に、大爆笑しました。日本の常識はここでも通用しませんでした。
回らない回転寿司をお腹いっぱい食べた後は、市場でお買い物。どれも安くて新鮮で目移りします。
「ブラジルには、サーモンしかなかったね。お魚買う時は、サンパウロまで買い出しに行ったよね」内陸にあるカンピーナスでは、魚介類が手に入りにくく、120キロくらい離れたサンパウロの専門店へ行きました。
ちょうど東京とこの街くらいの距離。ブラジルにいると国土が広くて、距離感覚おかしくなりました。ちょっとそこまでが100キロでしたが、よく頑張って通いました。
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