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若者の国、ワーママに優しい国、フィリピンのライフスタイルをご紹介!

2022年3月24日
中尾あゆみ (フィリピン)

1歳児連れでフィリピン駐在しています!

はじめまして。新しくコラムニストになりました、フィリピンBGC在住の中尾あゆみと申します。

初回のコラムなのでまずは自己紹介、そしてわたしが暮らしているフィリピンの紹介と、これからどのようなコラムを書いていくかの所信表明をしようと思います。

私は夫の海外駐在と出産を機に、2021年よりフィリピンに駐在しています。日系広告会社でマーケの仕事をしているギャルです。

初の海外暮らし、初の苦手な英語での仕事、1歳児連れとなかなかチャレンジングな環境ながら、持ち前の運の良さでなんとか乗り切っています。

趣味は写真撮影、筋トレ、日焼け、読書。駐在というギャンブルで巡りあったフィリピンですが、わたしの趣味に非常に相性がいい国だなと思っています。

さて、フィリピンと聞いてみなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。おそらくセブなどのリゾート、フィリピンパブといった夜の街、そして英会話学校が多いというイメージがほとんどではないでしょうか。

かくいうわたしも、「東南アジアのどこかにある英語が公用語の国」くらいのぼんやりしたイメージで半年前にフィリピンに入国、生活をはじめました。

しかしいざ生活をはじめると、日本と比べて大きく違う点が2つ見つかりました。

 

平均年齢は24歳、若者の国フィリピン

1つ目の違いは、「平均年齢が若いこと」。フィリピンの平均年齢は24歳。日本の平均年齢が47歳なので、ちょうど約半分の年齢です。

今後も人口拡大が続く予想なので、2075年には世界GDPランキングのTOP10にランクインすると予測するデータもあります。ビジネスを行う市場としての魅力はもちろんですが、生活しているだけでも平均年齢が若いことを実感します。

例えば、子供のオンライン授業。フィリピンは最も長く対面義務教育の授業が停止している国にひとつとして悪名高い側面もあるのですが、オンライン授業への順応性はすごく高かったようです。

息子はプレスクールのに通っているのですが、担任の先生がZoomとGmail、GoogleスケジュールやGoogle driveを駆使して、スムーズに教材の配布やカリキュラムの共有してくれました。

授業の中でもオンラインながら双方向にコミュニケーションを行う工夫が随所にちりばめられていて関心しました。

他のローカル小中学校に通わせているチームメンバーに話を聞いても、かなりスムーズに授業ができていたようで、「先生と親が若く、デジタルリテラシーが総じて高いからこそできる運用なんだろうな…」と感じました。

他にもあらゆる施設を利用するためにはQRコード経由での登録が義務づけられていたり、レストランのメニューも紙ではなくQRで確認するようになっていたりと、スマホをスムーズに扱えるデジタルネイティブが社会の中心であることを痛感させられるシーンが多々あります。

「この運用は日本だったらクレームになりそうだな…」と思いながら、わたしの目線では、むしろ快適に暮らすことができています。

また「平均年齢が若い=子供が多い」ということで、とにかくどこでも気軽に子連れで外出できます。

もちろん周囲に配慮するのは基本ですが、お店のスタッフの方や周りのお客さんも優しく声をかけてくれたりサポートしてくれたりするので、子連れでもあまり臆せず外出を楽しめています。

 

ワーママに優しい国、フィリピン

2つ目の日本との違いは、「ワーママに優しい職場環境」です。

世界経済フォーラム(WEF)の調査報告書「グローバルジェンダーギャップレポート」ではフィリピンは世界TOP10常連、アジアで最も男女平等な国としても知られています。

管理職に就く女性も多く、子育てをしながら働くことへの理解度が高いため、わたしも非常に多くの恩恵を受けています。特にわたしが身を置いていた日本の広告・マスコミ業界は、女性管理職が最も少ない業界のひとつ。

これまでビジネスの場で会社のトップや上席に女性がいるのを見たのは片手で数えられるほどでしたが、こちらでは半々くらいのレベルで女性が出てくるので、純粋に羨ましい気持ちになります。

なぜフィリピンには女性管理職が多いのか。鶏卵な側面もあると思うのですが、家庭内もしくは外注での家事育児のシェアがかなり機能していること、そして「残業は基本的にしない」という考え方が根付いていることが主な要因なのではないかと思います。

頭数が多くなればなるほど、子育てしながら柔軟に働くことが許容されていくというポジティブな循環が回っているんだろうなと感じました。

いかがでしたでしょうか?今回挙げた「若者が多い」「ワーママに優しい」、この2点だけでも少しフィリピンに対するイメージが変わったのではないでしょうか?

今後もギャル×マーケターの視点でフィリピンのトレンドを紹介しながら、「働く女性に優しい!子供に優しい!フィリピンの魅力」を発信していこうと思います。

SNSやnoteもやっているので、ご興味のある方はぜひフォローしていただけるとうれしいです。

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Written by 中尾あゆみ(フィリピン)

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