モンブラン/Mont Blan(4,809m)
こんにちは!フランス在住のFamily Journey1.2.3代表・グローバル親子コミュニケーションコーチのNAOKOです。
アルプス三大名峰というと、なかなかお子さんと一緒に行くのが難しいかな?と思われる方もいるかもしれませんが、気軽に親子で楽しめる場所が沢山あります。
実際、6歳の息子、4歳の娘と共に、パリから車に乗って、アルプス三大名峰を堪能することができました。今回はめいっぱいご紹介します!
「モンブラン」は、フランスとイタリアの国境に位置する、ヨーロッパアルプスの最高峰の山です。
そんなモンブラン山群を望むには、標高3,842mのエギーユ・デュ・ミディ(Aiguille du midi)展望台がおススメ。
まず、標高1,035mに位置する麓の街シャモニーから、標高2,317m中間駅のプラン・ド・レギュイユ(Plan de l’Aiguille)を経由し、ロープウェイで20分ほどで到着します。
4,000m近い山にほとんど歩くことなく、こんな短時間で登頂できるのは驚きでした。一方で短時間で行けてしまうため、気圧の急激な変化には注意が必要です。
当時5歳だった息子はロープウェイに乗ることができましたが、3歳だった娘は控えた方が良いと言われ、私と一緒に中間駅で待つ必要がありました。
大人は気圧の変化への対応が大変でしたが、子供はお構いなしに展望台で夏に触れる雪に大興奮でした。
私達は夏に訪れたため、ハイキングも楽しむことができました。
標高2,317m中間駅のプラン・ド・レギュイユ(Plan de l’Aiguille)から、子供達と共に歩いて4~5時間ほどで、メールドグラス氷河(Mer de Glace)にロープウェイで降りれる駅に到着します。
ゆるやかな場所が多いので、当時3歳の娘も楽しんで歩くことができました。こんな感じでメールドグラス氷河と美しい緑を一緒に楽しみながら歩くことができます。
子供も大興奮だった氷の洞窟へ。ロープウェイで降りた駅から、更に入口までの階段が結構急で長いので、少々覚悟が必要です。
規模は大きくないものの、氷でできた椅子に座ったり子供達も楽しんでました。
実はここの氷河は、環境の変化で年々少なくなってしまっているとのこと。環境問題を子供と一緒に考える良い機会ともなりました。
マッターホルン/Matterhorn(4,478m)
誰もが知っているアルプス山脈で最も有名な山で、スイスを象徴するシンボルとして多くの人に知られていますね。
ピラミッドのような美しい形は、世界で最も写真に撮影されている山とも言われております。
さて、マッターホルンを望む為には、まず麓の街のツェルマット(Zermatt)に行く必要があります。こちらは車で入れない小さい村ですので、手前の駅から電車で行く必要があります。
マッターホルンを臨む一番人気の展望台は、標高3135mのゴルナーグラード(Gornergrat)の展望台です。
ツェルマット駅前からゴルナーグラード鉄道に乗り45分。実際には45分も乗っていたようには全く感じず、子供達もずっとマッターホルンを眺めたり、美しい姿を写真に収めようと楽しむことができました。
いよいよゴルナーグラード駅に到着。展望台までは、歩いて15分ほどです。展望台からは正に360度パノラマの景色が一望できます。
またよくある展望台の高い柵などもないため、子供目線からも綺麗な山の景色を楽しむことができます。
展望台のベンチからジャンプすると、まるでマッターホルンをキックしているみたい!?
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