こんにちは!フランス在住、Family Journey1.2.3・グローバル親子コミュニケーションコーチのNAOKOです。
今回のテーマは、パリを舞台にしたNETFLIXの世界大ヒットドラマ「LUPIN/ルパン」。
私は小・中学生の頃、ミステリー系が大好きでした。我が家では「火曜サスペンス劇場」などがよく流れていて、アーサー・コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」に始まり、日本の「金田一少年の事件簿」や「名探偵コナン」も新刊が出るのがいつも楽しみでした。
そして今回のテーマとなる、モーリス・ルブランの「アルセーヌ・ルパン」は、当時幼かったのでちゃんと内容を理解していたかは限りなく怪しいですが、読み漁っていた中の一つ。
そんな私ですが、高校生以降は社会には他にも沢山楽しいことがあることを知ったからか、ミステリー系とは離れ、勉強に関する本やテレビ以外のものを一旦見なくなりました。
そんなある時、夫のフランスの海外駐在が決まり、フランス語の勉強がてら先に視聴をしていた夫から「すごい人気なんだってよ」と勧められた、NETFLIXで公開されている「LUPIN/ルパン」。
うっかり見始めたことがきっかけで、昔のミステリー好きの熱も出てきたのか、今の年齢には体にこたえる徹夜をして一気に視聴をすることに。
実際に視聴をしたことで、全世界で人気になったのも納得しましたので、今日はその魅力をお伝えしたいと思います。
『Lupin/ルパン』の主人公は、子どもの頃セネガルから移住してきたアサン。最愛の父親が宝石泥棒の罪で濡れ衣を着せられ、自殺に追い込まれ、その仇を討つ為に、生前に父親からもらった影響で大好きだった小説『怪盗紳士ルパン』に扮して活動します。
アサン自身の子供との絆、元妻との関係、権力闘争、人種問題、等々様々な要素が絡み合っていて、コミュニケーションの観点からも、とても興味深い内容でした。
主人公アサンや、その友人のキャラクターも、決して良いことをしている訳ではないのに、何だか憎めない点も魅力のうちの1つです。
また全世界で人気になった大きな理由は、各シーンが、パリや郊外の素敵な場所で撮影されているため、ミステリー好きの人も、ミステリーはあまり分からないけれど、フランスの綺麗な景色を見たいという人にも熱中させることになったのでしょう。
特にちょうど放映中はコロナ禍真っ只中。旅行に行きたくても行けない!そんな人たちが、このドラマを見ることで、観光している気分になったのかもしれませんね。
「LUPIN/ルパン」のロケ地には美しい場所が満載ですので、是非チェックして、フランスに訪れた際には、足を運ばれてはいかがでしょうか?
カマンベールチーズやりんご酒などで有名な、ノルマンディー地方にあり、モーリス・ルブランの書いた「奇巌城(きがんじょう)」の舞台となったことでも有名です。
エトルタには、「アルセーヌ・ルパン」の生みの親である小説家モーリス・ル・ブランの旧邸宅、「アルセーヌ・ルパンの家」があります。
「LUPIN/ルパン」の中では、このエトルタで、主人公アサンの息子がさらわれてしまうなど、ドラマの中でもハラハラするシーンで撮影されています。
ドラマの中では、黒いマントと黒い帽子のルパンの格好をした人が沢山観光をしており、アサンの息子も同じような格好をしていたので、アサンとママが見失ってしまい・・というシーンでした。
その為、普段のエトルタもてっきりそうなのかと思い、私も張り切って、上の写真のように息子に着せたら、実際は全然おらず、息子は周りの人から注目されていました(笑)
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