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6月はジューンブライドの季節♡フランスで結婚式を挙げるために必要なこと【前編】

2024年6月28日
Towami (ドイツ)

3つのイベントを1日で一気に

こんにちは、スイスのジュネーブ生活9年弱の後ドイツのフランクフルトに移住して4年半になります、Towamiです。

私は2018年にフランス人の主人とフランスで結婚式を挙げました。

準備や当日の流れで、日本人的には色々と「えっ?」ということがあり、面白かったので、今回はこちらをご紹介差し上げたいと思います。

まず、フランスの結婚式では、3つのイベントが一気に1日で行われます。

①市庁舎での婚姻届サインと提出
②教会でのカトリック式結婚式
③ディナーパーティー

以前住んでいたスイスのジュネーブでは市庁舎の予約が取りづらいため、①は別の日に身内でひっそり行い、②と③を同日に盛大に行う友人が多かったです。

私たちは①を午前中に行い、そこから教会に車で移動して②、そこからさらに旧ワイナリー現ホテルの会場に車で移動して③を行なって、招待客はパーティーの後はそのホテルに宿泊してもらいました。

 

教会の予約と神父様の予約に奔走

まずは何と言っても、場所の予約が必要です。私たちは、市庁舎の空き状況確認→ディナー会場の空き状況確認、で日にちを決定しました。

大体1年前に場所の予約が埋まってしまう感じなので、2018年の9月の結婚式の場所を、2017年の9月頃に予約しました。

ディナー会場は、ソーテルヌ地方にある元々ワイナリー(シャトー)だった建物をホテルに作り変えたところを予約しました。

また、私たちはどうしても教会で結婚式を挙げたかったので、ここから教会の予約と神父様の予約に奔走することになります。

この教会と神父探しは、色々な意味でハードルが高いです。ですので、教会での式をしないカップルも多いです。

教会は基本的には選べず、自分か親が住んでいるコミューン(市町村、地方自治体)の教会で結婚式を挙げることになります。

私たちはフランスに住んでいなかったので、主人のご両親の住む町の教会で結婚式をしなければいけませんでした。

ですが、その町の教会より隣町の教会の方が素敵だったのでどうしても隣町の教会で式を挙げたいと思い、その隣町の教会の長を説得して、ようやく承認を得ることができました。

どのように説得したかというと、義父が以前その教会の向かいに事業所を持って働いていたので、私たちが当時住んでいたスイス土産のチョコレートを持って、義父に教会の長の事務所に一緒に来てもらい、プレゼンをしてもらいました。

「10数年ここにオフィスを構えて毎日窓から見ていた、この教会は本当に思い入れが深くて、ぜひ息子の結婚式にと・・」と。

式を挙げたい教会の長をよく知っているなど、コネのようなものも大事な気がします。

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