こんにちは!野田リエです。前回に引き続き、今回もプロフェッショナルのためのソーシャルサイト「リンクドイン(LinkedIn)」の使い方についてご紹介します。
(前回の記事をまだ読んでいない方は、こちらからどうぞ)
世界で10億人以上のユーザーを持つリンクドイン。そのユーザー数の多さは魅力であると同時に、差別化が難しい場でもあります。
前回は、そんな環境で「見てもらえるプロフィール」にするための基本をお話しました。
今回は、さらに効果的なプロフィールにしたい皆さんのために、具体的なステップをご紹介しますね。
Linkedinの言語設定の画面
リンクドインでは任意で設定したデフォルト言語の他に、もう一つの言語でプロフィールを設定することが可能です。
自分のプロフィールページの右上にある言語設定のアイコンを押すと、上の画像のようなメニュー画面となるので、そこから言語を追加できます。
海外での仕事やコネクションを探している場合は特に、母国語だけのプロフィールではネットワークに限界があります。
しかし、こうして多言語プロフィールを設定すると見込みエリアを拡大して、チャンスの確率を底上げすることができます。
上記画像では、デフォルト言語が英語になっています。これに日本語を追加すると、日本語をデフォルト言語に設定しているユーザーには、あなたの日本語版プロフィールが表示されるようになります。
一つ注意点ですが、リンクドインのプロフィールは、部分的にあなたの現在地を反映する仕様になっています。
プロフィールの文面すべてが設定した言語で表示されていなくても、それはバグではありません。その部分は、あなたの現在地の言語(もしくはデフォルト言語)になっているはずです。
前回、リンクドインのプロフィールについて、「履歴書以上に能動的なアプローチであり、更新された情報が多いほどチャンスは巡ってくる」という前CEOの言葉を紹介しました。
つまり、自分の履歴書をプロフィールに上げるだけでなく、フェイスブックのようにネットワークを築いていくことが大切だということです。
経験やスキル、職歴を随時更新するのは最低限必要として、目に留まるプロフィールにするためにその他できることをいくつかご紹介します。
・「求職中」「○○プロジェクトに参加中」など現在のステータスを更新する。
・学校や職場繋がりの人を探してネットワーク申請する。
・興味のあるプロフェッショナルグループに加わる。あなたの地域で実際に参加できる催しを行っているグループがあるか検索してみるのも良いでしょう。
参加したイベントの感想、最近のニュース、記事などをシェアすることも有効です。
ただし、何でもかんでも片っ端から投稿するより、自分の信念に沿ったもの、就きたい仕事や業界に関連したものを選んでシェアして「こういう人なんだ」という統一したイメージを持ってもらえるようにしましょう。
ここはフェイスブック等でカジュアルなネットワークを築くのとは異なる点だと思います。
興味のある企業や人のページをリサーチしたり、フォローしたりする。企業ページからあなたの知っている人が挙がってきたりすることもあります。その人に目当ての担当者を紹介してもらうなどのチャンスがあるかもしれません。
2回に渡り、リンクドインの効果的な使い方をご紹介しました。いかがでしたでしょうか?一つでもお役立ち情報があったら嬉しいです。次回もお楽しみに!
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Written by 野田リエ(アメリカ)