ある日突然、我が家のインターネットが使えなくなってしまいました。その顛末を【前編】【後編】に分けてお届けしております。ここで、今までの話を要約しておきます。
・ある日突然インターネットが切れた。
・プロバイダーのコールセンターに電話をした。
・モデムの故障と言われたので、家にあった新品モデムに交換した。
・新しいモデムでもつながらない!
・再度コールセンターに電話。
・オペレーターは違う人だったが、記録が残っていて状況をすぐに分かってもらえた。
今度のオペレーターは、修理の人を送りますとのことでした。ただし、修理の方は別会社の扱いになるので、また別の電話番号に電話をかけ直してほしいと番号を告げられました。少々面倒くさいですが仕方がないです。
私はすぐに言われた電話番号に電話をしました。本人確認をした後は、特に状況説明も必要なく、技術者訪問の日時確認でした。最速でも6日後だったので気が遠くなりそうでしたが、受け入れるしかありません。
さて、当日のこと。約束の時間に技術者はやってきました。たいてい時間通りにやってきてくるのもオランダの良いところです。(たまに例外もあるようですが)
原因はやはり家の中で対応できることでなく、大元のケーブルの問題でした。大元からうちに引いてくるケーブルがゆるゆるになっていたとのこと。ものの10分ほどで修理して、「しっかり締めておいたのでもう大丈夫です」と技術者は帰っていきました。
ちなみに我が家が使っているプロバイダーはTelfort。ずっと最大大手でプロサッカークラブAjaxのスポンサーでもあるZiggoを使っていたのですが、よく回線が切れるので重い腰を上げて変更することにしました。変更手続きはすべてTelfortがやってくれ、意外なほどスムーズでした。Telfortは回線が切れないし、より広範囲に届くのでとても満足しています。
とにかくまたインターネットが使えるようになって本当によかった!私の場合、インターネットがないと仕事になりません。サイトを作ったり管理したりするのにクラウドを使っていますし、オンラインミーティングが多いのでインターネットがないと本当に大打撃です。
自宅にインターネットがない数日間、スマートフォンのデータで最低限の対応をしながら、ミーティングの日程を変えてもらったり、カフェへ行ったり大変でした。コーヒー代、データ代など余計な支出も増えました。
プライベートの時間でも、ドラマの続きが見られなかったり、寝る前のネットサーフィンができなかったり、Kindleで本を買いたいのに我慢しなくてはならなかったり、生活のリズムをかなり崩されてしまったようにも感じました。
でも、全部が悪いことばかりでもなかったようにも思います。次回のコラムでは、インターネットが使えなくなって我が家に起こった変化について書いてみたいと思います。
Written by 藤村ローズ