オーロラを見やすくするため画像加工しています
こんにちは!フランス在住のFamily Journey1.2.3代表・グローバル親子コミュニケーションコーチのNAOKOです。
今回はフランス・パリを飛び出して、オーロラ観測場所でも有名な、フィンランドのロヴァニエミ(Rovaniemi)に行ってまいりました。
「オーロラ観測なんて、子ども連れだと大変なのでは?」と思われる方向けに、我が家が今回、旅を楽しむために「意識したポイント」についてお伝えしたいと思います。
ロヴァニエミでオーロラが見れる時期は、9月から3月と言われています。本来は年間を通じて見えるものらしいのですが、夜でないと見られないため、昼が長い夏は見える確率が減るそうです。
できれば、子供たちが大好きな雪がある時期に行きたい。でも、11月から3月ぐらいはマイナス10度ぐらいまで行くロヴァニエミ。そんなに寒いとオーロラ観測は辛いと思い、10月末を選択しました。
私達が訪れる2日前に初雪が見事に降り、子供達は大喜び。気温は大体0度前後だったので、通常の冬と同じような感じで過ごすことができました。
実は私達が見たオーロラは、残念ながら、比較的弱いものでしたので、肉眼で見ると「白」に近い緑色でした。「雲かな?」と見間違えそうにもなります。でもカメラを通すと、より強い緑色に。
「これはオーロラ?気付かなかった!」と見逃さないためにも、Aurora Fcstなどのアラートアプリケーションを見ておくとより良いです。
当日の天気予報が、晴れの予想でも、天気が変わりやすいことで有名なこの地域。大自然が相手なため、あらかじめ、見られない覚悟も持つことも大事。
オーロラ観測を目的に旅行をしてしまうと、見れなかった時にがっかり。。という結果になります。
我が家も、旅行前の時点では、オーロラのことは子供たちにあまり話していませんでした。
実際、ロヴァニエミに宿泊した2泊3日のうち、大部分が曇り、もしくは雪か雨でした。最終日の夜から朝にかけて晴天となり、オーロラも満点の星空も見られたので、ラッキーとしか言いようがありません。
そういった意味で、オーロラ観測の場所として、オーロラ以外にも楽しめることがある場所を選択すると良く、ロヴァニエミはおススメです。
子供たちにとっての、今回の旅の目的は、「サンタさんに会う」!
そう、ロヴァニエミは、サンタクロースに会える村があることでも有名なのをご存知でしょうか?
子供達はサンタクロースに会う為に、手紙を頑張って英語で書き、話すことを練習してきました。
実際に会うと、思ったよりも大きなサンタクロースにびっくりして、緊張している様子でしたが、ちゃんと手紙を手渡しし、プレゼントで欲しい物を口頭で伝えることができて大満足の様子でした。
こちらのサンタクロース村では、サンタさんに会う以外にも沢山の楽しむポイントがあります。
ちょうど北極圏の境である、北極線(Arctic Circle)をまたいだり、トナカイやハスキー犬にあったり、とびきり美味しいサーモンを食べることができたり、可愛いクリスマスグッズを見たり、1日楽しむことができますので、是非訪れてみてください。
私達は今回ガラスイグルーに宿泊しました。予約した当初は「お洒落で憧れる」ぐらいの軽い気持ちで予約したのですが、実際に宿泊してみて、やっぱり「必須」だと思いました。
比較的寒くない時期に訪れはしたものの、やはり夜はめちゃくちゃ寒いです。すごく防寒しても、5分ぐらいで辛くなります。
オーロラが出るまで子供達は起きていられないため、早めに寝させて、出そうなタイミングで子供を起こす作戦が有効だと思います。
そのため、子供達は寝起きのタイミングで外に出なければなりません。想像しても寒いですね。
結論として、ひとまず家族写真を外で撮ったら、温かい部屋の中に避難するのがお互いにとってベストでした。部屋の中からは満天の星空をずっと観測することができ、みんな気持ちよく楽しむことができましたよ。
多少金額は張りますが、せっかくの満点の星空もオーロラも「寒いからもう終わり!」と止めなければいけないのは大変もったいないので、ガラスイグルーを強くおススメします。
ご参考までに、私達が宿泊したのはapukka resortで、空港からバスで10分程の距離にあります。
大自然の中にあるガラスイグルーリゾートで、子供達は一面に凍った池を割ろうとしたりして楽しんでいました。レストランも木のぬくもりが感じられるお洒落な雰囲気で、とても美味しかったです。
サンタクロース村の近くにもガラスイグルーはありますので、移動が苦手な方はこちらもいいかもしれません。
ちなみに、パリからロヴァニエミは飛行機の直行便はないため、ヘルシンキからロヴァニエミまで「サンタクロースエクスプレス(Santa Claus Express)」という寝台列車に乗りました。これも子供たちにとっては初体験でとても楽しんでいました。
今回もコラムを読んでいただき、有難うございました!
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Written by NAOKO(フランス)