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タスクに翻弄される日々から解放されるために私が変えたこと

2024年2月17日
研谷美月 (アメリカ)

休む暇なく駆け回っている日々に辟易

ALOHA! アメリカハワイ州在住歴7年目となりましたMitsukiです。私はアメリカハワイ州で正看護師(訪問看護師)として働く傍ら、国際的に活躍したい看護師さんたちをサポートする会社BeLightの代表としても活動しています。

昨年2023年は以前のコラムでも書いた看護師国際サミットの運営をしながら、毎日ものすごいタスクを抱えて過ごしていました。

その日々は、月曜日に大量のタスクを目の前に「本当にこれだけのことを終わらせることができるのか」と胸がドキドキしながら始まり、タスクが片付いていくと心の平安を取り戻す、そんな生活でした。

途中で「本当にこれでいいのだろうか?もちろん永遠に続くわけではない」とわかっていながらも、こんな生活を送るべきなのだろうかと葛藤もしました。

そして、どうやったらそんな生活をどうやって変えられるのかYoutubeを見たり、本を読んだりして少しずつ模索し始めました。

皆さんがどのようなことを抱えながら日々過ごされているか分かりませんが、家族、友達、仕事、起業や副業などプロジェクトなど、気がついたら休む暇なく駆け回っている。

そんな日々に辟易としてしまう瞬間は、誰でもあるのではないかと思います。

 

まずはマインドから。カレンダー、To Do Listの見直し

ある本を読んでいた時に「すべてのタスクを終わらせられる日は来ない」と書いてあり、本当にその通りだと思いました。

言われてみれば確かに当たり前のことなんですが、はっとさせられるものがありました。

すべてのタスクを終わらせようと思うこと自体が不可能だと知ると、なんだかほっとしました。

もともと何か達成したいことや理想の生活があって、何かしらのタスクが生まれていると思います。それ以外の細々とした日常生活を送るためのタスクというのももちろんあります。

しかし、気がついたらタスクを終わらせるために生活をしている、と逆になってしまっていることに気がつきます。

次にしたことは、カレンダーやTo Do Listの見直しです。

作業を効率よく済ませたり、家庭のことなどもどうこなしたらいいかわからず、いろんなものをこれまで試して来ましたが、いろんなアプリを使いすぎて逆にわからなくなったり、カレンダーが埋まりすぎて見るだけでうんざりしたりすることはありませんか?

私は、Simie IriarteさんのYoutubecチャンネルに出会い、カレンダーやTo do listをガラッと変えました。

彼女のYoutubeを見ていくと、まずは日々自分が何に時間を使うべきなのか、どうマインドフルに予定を、そしてタスクを作り出していくのかと考えるようになりました。

やらなくてはいけないタスクを洗い出すのではなく、自分がどうなりたい、何を目指したいとそこから始まってタスクを振り分けていく、そんな方法に変わりました。

例えば、親交を深めたい特定の人がいるとしたら、その人との時間を優先的に作れるようにスケジュールを組んでいって、その月はそれ以外のお誘いはなるべく断るなど、より意図的にスケジュールやタスクを組むようになりました。

 

「マルチタスクしない」を心がける

最後に、これは最近特に意識していることですが、マルチタスクしないということです。

私自身これができているかと言われるとなかなか難しいので、余計に意識する必要があります。

気がつけばいろんなことを同時進行でしてしまって注意散漫となり、結局は時間がかかってしまったりしていることがあると思います。

別の仕事をしながら通知に意識を持っていかれて、そのまま別のことに手が動いてしまったり、皆さんもよくあると思います。

通知オフの設定を上手く利用したり、緊急以外は特定の時間だけに返事をするようにしたり、マルチタスクを減らすと心にも落ち着きを少し取り戻した気がします。

いかがでしたでしょうか?もし、私と同じように感じている方がいたら、見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。

Written by 研谷美月(アメリカ)

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