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世界遺産を巡りながらワインの魅力を子供と共に探索!【ブルゴーニュ編】

2024年2月19日
NAOKO (フランス)

子供も一緒にワインの教養を楽しみながら学ぶ

Bonjour! フランス在住のFamily Journey1.2.3代表でグローバル親子コミュニケーションコーチのNAOKOです。

皆さんワインはお好きですか?ワインがお好きな方は普段からレストランでお食事と一緒に飲んだり、ちょっと大切な日にご自宅で飲んだりしているのではないでしょうか。

しかし、やはりお酒ですので、なかなか子供と一緒にワインを学ぶという機会は少ないのではないでしょうか。

私は世界的にワインの有名なフランスで産地などを色々と巡ってみて、子供も一緒にワインの教養を楽しみながら学ぶことができることを知りました。

実際に現地に行ってみることが一番ではありますが、もちろん現地に行かなくても、ご家庭でできることはたくさんあります。

今回のコラムでは、実際に私達家族が世界遺産を巡って、親子で学んだことについてお伝えしていきたいと思います。

 

ぶどう畑が世界遺産?!

フランス東部のブルゴーニュ(Bourgogne)地方と言えば、名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?

ワインの生産地として世界的にも名高いこの地域が、「ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ」として世界遺産に登録されています。

ディジョンからボーヌそしてサントネーまでの60kmにおよぶ、世界に名だたる銘醸地。格付けで最高級とされる〈グラン・クリュ(Grand Cru)〉の畑が並び、「グラン・クリュ街道 Route des grands crus」とも呼ばれています。

「クリマ(Climat)」とは、ブドウ畑の小さな栽培区画のことです。

世界遺産には実に1247のクリマが登録されていて、土の性質や水はけ、日当たり、ぶどうの品種までも違うと言われております。

あのヴォーヌ=ロマネ村にある「ロマネ・コンティ(Romanée-conti)」を始めとした、一度は聞いたことのある有名なクリマ」も実はここにあるのです。

実際にロマネ・コンティのクリマの横を通りながら、広々と広がるぶどう畑を散策してみて、「ぶどう畑が世界遺産?」というのが、子供達の正直な感想でした。

世界遺産というと、歴史的なお城や教会などを見てきた子供達にとって、ぶどうの畑も世界遺産ということに驚いたようです。

次のページロマネ・コンティのクリマを散策しながら

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