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海外でのチャンスを広げる!リンクドインの効果的な使い方、見てもらえるプロフィールとは?

2024年5月8日
野田リエ (アメリカ)

リンクドインを使いこなそう

こんにちは!野田リエです。今回はプロフェッショナルのためのソーシャルサイト「リンクドイン(LinkedIn)」の使い方についてご紹介します。

日本では近年になって特に知名度が上がってきたという印象ですが、リンクドインの設立は2003年。フェイスブックが発足するわずか9ヶ月前にスタートしており、今年で21周年を迎えます。

現在では10億人以上のユーザーを持つ、世界最大のプロフェッショナル・ソーシャルサイト。この事実だけでも、海外で働くチャンスを考えているなら使わない理由はないですよね。

けれど、登録した途端にチャンスが舞い込むものでもありません。海外のリクルーターや、ビジネスオーナーの目に留まるプロフィールにするには、いくつかのコツがあります。

「見てもらえるプロフィール」を効率良く作って、自分でチャンスをモノにしていきましょう!

 

見てもらえるプロフィールにするための三か条

リンクドインを長年に渡り支えた前CEOのジェフ・ウェイナー(Jeff Weiner)は、リンクドインでチャンスを掴む可能性を最大限にするためには、次の3つが必要だと話しています。

①プロフィールに最新の情報を掲載する

プロフィールを整えるには、多少時間がかかると思います。野田がおすすめするマストな要素は次の2つ。

・プロフィール写真:LinkedInのブログによると、プロフィール写真があるメンバーは、ページビューを得る確率が14倍高いそうです。

・スキルの投稿:投稿しているユーザーと投稿していないユーザーを比較すると、ページビューを得る可能性に13倍もの開きがあるそうです。

リンクドインでは選択できるスキルが4万5千以上あるので、まずは注目して欲しいあなたのスキルを選定することから始めてみましょう。

②現職でのスキルや仕事内容を詳細に書く

リンクドインでの可能性を最大限にするカギは「最新の情報」です。過去に携わった仕事よりも、現職の内容から整えていきましょう。

見出しも工夫できるか考えてみてください。一般的なのは「現職名@勤務先名」のフォーマットですが、あなたが自分の売りだと思っているひと言を付け足すだけで大きな違いが出せます。

例:
[訂正前] Marketing Professional at XYZ agency
[訂正後] Marketing Professional | Expertise in Digital Strategy & Analytics

訂正前の見出しでは、「XYZエージェンシーのマーケ担当者」という基本情報しか分かりませんが、訂正後は「デジタル戦略と分析を専門にしているマーケ担当者」であることが分かります。

リクルーターがあなたのプロフィールをつぶさに読んでくれるとは限りません。でも、見出しからひと目であなたの売りがわかれば、話は違います。

見出しで「あ、こんな人を探してた!」と目に留めてもらうチャンスを上げましょう。

③近々の職務経験がすぐわかるようにすること

求職中なら特に、直近の経験を詳しく掲載しましょう。言うまでもなく、どんな企業の採用担当者でも、あなたの過去の経験より現在に興味があるはずですよね。前述したように、最近の仕事経験からまとめていきましょう。

 

履歴書以上のリンクドイン・プロフィール

ウェイナーはさらに、リンクドインのプロフィールは履歴書以上のものであるといいます。(以下、意訳)

偽りのないあなた自身を表現してください。経験だけがすべてではありません。

リンクドインのプロフィールは、履歴書以上に能動的なアプローチです。あなたの経験、スキル、目標、知識など、プロフェッショナルとしての総合的な情報を掲載する場です。

情報の詳細さだけでなく、その新しさも関係します。更新された情報が多ければ多いほど、チャンスが巡る機会は増えるのです。

リンクドインのユーザー数の多さは魅力であると同時に、差別化が難しいということでもあります。

職務経験の詳細を掲載するのは、基本中の基本。あなたのキャリア目標やモットーをなど、スキルだけでない、あなたのパーソナリティを知ってもらえる情報を加えると、プロフィールをレベルアップできますよ!

次回は、第2プロフィールの設定やネットワーキングについて掘り下げていきます。次回もお楽しみに!

わたしはキャリア・就職面接に関する相談も承っています。Linkedinプロフィール作成のサポートが必要な方はウェブサイトからお気軽にご連絡ください。

また、海外就職・転職、グローバルキャリアについてなどについてのご相談がある方もご連絡お待ちしています。

Written by 野田リエ(アメリカ)

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