新年を迎え、私の住むアメリカはすっかりお正月も明け、労働市場も活気が出てきました。
昨年、海外転職へのゴールへ向かってどこまで進めることができましたか?
今回は「海外転職を目指しているあなたへ、先延ばし癖を止める自分になろう」という話をさせていただきます。
まず、「先延ばし癖」とは何でしょうか?
先延ばし癖は、タスクを先延ばしにしてしまう習慣や傾向のことを指します。
「意味なんか聞かなくてもわかるよ」と思っているでしょうが、こういう方多いんです。やるべきことを後回しにし、結果的に時間を無駄にしてしまう行動パターンです。
海外転職コーチングに当てはめると、一番大事なのは、
①ゴールがどこなのかが明確であること。
②ゴール達成のためにやるべきことが明確であること。
それがクリアになったら、先延ばし癖がある方はやるべきことを後回しにせず、時間を無駄にせずに行動するということです。
まず、先延ばし癖があると、どんなことが起こるでしょうか?
これを海外転職に当てはめて言うと、以下のような悪影響が生じる可能性があります:
①ストレスと不安:海外転職をしたいけれどと思い悩んでるだけでは、ゴールへ一歩も近づけず、焦りでストレスや不安が増加するばかり。
②調べきれず、急いで決めて失敗する:先延ばし癖があるがために、海外転職について満足できるほど調べきれず、行けばなんとかなるだろうと安易に考えて海外へ行ったものの、現地に行ってから失敗するパターン。
③達成感の喪失:②により、海外転職ゴール達成への満足度が失われる可能性がある。
④他の重要なことへの影響:先延ばし癖によって、十分に転職活動をしきれず、海外転職に必要な手続きややるべきことに影響が及ぶ可能性がある。
⑤人間関係への影響:先延ばし行動は独身の方の場合はご両親へ、家族帯同の場合は配偶者や子供へ明確に納得してもらえる理由を伝えることができず、同意を得られないこともある。
では、なぜ多くの方が海外転職へのゴール達成に向けて、タスクを先延ばしにするのでしょうか?
理由としては、以下のようなことが考えられます。
①海外転職への難易度や複雑さ:ゴールが難しいと感じると、人はそれを避けたくなることがある。
②遅延:海外転職が遠い将来にある場合、モチベーションが低下しやすいです。しかしながら、海外転職には思った以上に時間がかかります。
③即時達成の誘惑:例えば、国内転職(海外に近づける転職をしていますか?)、就労ビザが取りやすい国への転職(本当にあなたが積みたいキャリアがその国で得ることはできますか?)、留学(語学力だけがついてくればその国で長期就職をすることはできますか?)、このようなことが本当のゴールの前に優先されることがあります。
④ゴールの不明確さ:ゴールがクリアでないと、どこから始めれば良いかわからなくなりがちです。
⑤パフォーマンス不安:海外転職を成功させるためのプレッシャーや不安が、先延ばしの原因に。そのためにも「私はダメだ。海外転職は夢で終わる」と考える前に、十分に時間をかけて進めていくべきです。
⑥時間管理の課題:ゴールへ向かって優先順位をつけたり、適切なスケジュールを立てることができない。自分でできないのなら、海外転職のプロに頼ると良いと思います。
総じて、計画的かつ時間通りにタスクをこなすことが、海外転職の成功に繋がると私は考えています。
先延ばし癖がある人が克服するためには、
①ゴール設定の具体化をすること。
②タスクをまずは決めて、具体的に分割し、小さなステップに分けて進めていくことで、取り組みやすくなります。
③優先順位の設定:タスクに優先順位をつけ、重要なものから順に取り組んでいくと、達成感が得られやすくなります。重要なものが何かを理解するのは、その前に大事なことです。
④締め切りの設定:タスクごとに締め切りを設け、それを守ることで効率的に進捗できます。
⑤時間管理:スケジュールを立て、時間を効果的に使うことで、先延ばしを減少させることができます。
これらのアプローチを組み合わせて、徐々に先延ばし癖を改善していくことが大切です。
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体験の前にご質問がある方は、mayumi@crossborderconnectllc.com まで直接ご連絡ください。
2024年は、先延ばし癖を止めて、実りのある年にしましょう!
Written by ブレナー真由美(アメリカ)