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40代からの海外キャリア!シンガポール、タイを経てベトナムへ

2024年5月2日
大野由佳 (ベトナム)

40歳ワーママが海外を目指す

Xin chào! (シンチャオ: こんにちは) 。初めまして!ベトナム・ホーチミン在住のYukaと申します。

前任者の平良弥生さんからバトンを引き継ぎ、今月よりベトナム編のコラムを書かせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

まずは初回ということで、自己紹介をさせていただきます。

私は生まれも育ちも東京で、40歳で海外に出るまではずっと同じ地域で暮らしてきました。

仕事面ではこれまでに日本、シンガポール、タイと3カ国で22年のITコンサルタントとしてキャリアを積んできたのち、2年前にライフコーチとして独立しました。

現在は「キャリアを考えることは生き方を考えること」をモットーに、自分らしく人生の舵取りをしていきたいと望む方々に向けて、本来の強みを活かしたキャリアビジョンの実現をお手伝いしています。

ベトナムへは夫の転職を機に昨年2024年6月にタイのバンコクからホーチミンへと引っ越しをし、現在、15歳と12歳の息子たちと共に8年目に突入した東南アジア生活を楽しく過ごしています。

元々は日本で生まれ育ち、就職、結婚、出産を経て、仕事に子育てに奮闘していたワーキングマザーの私がなぜ今、海外でライフコーチとして活動しているのでしょうか?

 

やっぱり海外で働く夢を諦めたくない!

8年前、シンガポールに赴任した頃の息子たち

それは8年前にシンガポール赴任のチケットを手にし、念願の海外で働く夢を叶えたことに始まります。

幼い頃から外国への憧れを抱いていたものの、留学や海外経験はゼロだった私が、「お母さんが本当に叶えたい夢はなに?」と聞かれて、「40歳手前でもやっぱり海外で働く夢を諦めたくない!」と一念発起。

そこから3年後にシンガポール赴任が叶い、家族との海外暮らしをスタートさせました。しかしながら、意気揚々とシンガポールに乗り込んだものの、早々に壁にぶち当たります。

初めての海外で、仕事も家庭も子育ても何一つ上手くいかない現実に直面し、それでも「自分が決めたことだから」と一人でもがいては自己嫌悪に陥っていた時期がありました。

そのような時に出会ったのがコーチングです。コーチングを通じて、初めて他人に自分の気持ちを打ち明けることができ、それをきっかけに本来の自分を取り戻していくことができました。

この体験から自分のことをより深く知るためにコーチングを学びだしたことが、後に自身がコーチングを始めるきっかけに繋がったのです。

その後2年間の任期満了を迎えるも、夫婦共に「もう少し東南アジアで挑戦してみたい!」との気持ちから、夫と共にタイ・バンコクで現地就職し、自分たち主導による海外キャリアの道を切り拓き始めました。

 

ベトナムを選んだ理由は好奇心

タイ・バンコクに家族の拠点を移して5年、コロナ禍を経た後、夫の転職を機に次なるチャレンジの場所として選んだのがベトナムです。このタイミングで、私はライフコーチで独立する道を選びました。

ベトナムを次の場所に選んだ理由は、「シンガポール、タイを経験した上で、まだ国として発展段階にあり、これから面白くなりそうな国!」という完全な好奇心からです。

最初は「タイを数年遡ったくらいのイメージかな」と思っていましたが、現地に足を運んでみると、同じ東南アジアの国とはいえ、経済的な発展度合いや文化や民族、気候も大きな違いがあることに驚きました。

まず、バイクと人の多さに圧倒されました。タイでも一般人の乗り物としてはバイクが主流と思っていましたが、ベトナムはその比ではなく、タイはすでに車社会に移行したのだと実感しました。

またベトナムの平均年齢は33.3歳ということもあり、特に都市部のホーチミンでは若い方で溢れていて、47歳の夫は現地の会社ではかなりシニアな層に入っているそうです。

日本人コミュニティのサイズも大きく異なり、東京24区とも呼ばれるバンコクと比較すると、規模は1/3程度。生活圏内で目にするもの、出会う人は大きく異なります。

一方で日々道が整備されていったり、新しい建物が建築されていったりと、街中至るところに「発展していく段階」を感じることができます。

そのような前に進んでいる感覚を体感できるので、「これからどんな発展をしていくのだろう?」というワクワク感を感じています。

次のページ東南アジア3カ国に住んでみて、どこが一番よかった?

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