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夏休みはフィリピンへプチ英語留学!海外移住者が考える子供の進路

2024年5月20日
宮下なみ子 (ジョージア)

フィリピンのビーチにて。真夏はフィリピンより日本の方が暑いので避暑になるかも

今年も夏休みはプチ留学!日本とフィリピンの学校に通います

გამარჯობა!!(ガマルジョバ!)こんにちは、ナミです。ジョージアの夏休みは、6月後半から9月中旬までの約3カ月間!とっても長いです!

そこで今年も去年と同じく、日本に一時帰国した後、フィリピンに約2カ月の英語留学へ行くことにしました。

フィリピンの魅力といえば、日本から近いこと、生活費が安いこと、そして英語教育が充実していること。美しいビーチや自然も多く、常夏なので冬が苦手な人に最適です。

フィリピンでは、私のパートナーが長年住んだ「ドゥマゲッティ(Dumaguete)」という地方都市に滞在します。去年の夏休みと年末もドゥマゲッティで過ごしました。

ちょうど良い大きさのコンパクトシティーで、子連れ向けの落ち着いた街。Yahoo.comやフォーブス誌で「リタイア後のお勧め都市ランキング」で世界トップ10に選ばれたのも納得の住みやすさです。

フィリピン滞在中、私の娘たちは2カ月間現地の学校に通って英語留学します。

語学学校ではなく、現地校を利用するので破格の安さ。学費と宿代(家具付き賃貸物件の家賃)を合わせても、月10万円程度の予算で通えます。

去年も同じ現地校に通いましたが、モンテッソーリ教育でのびのびと楽しみつつもしっかり生きた学びもある良い学校でした。

 

子供が子供である期間は短い!

ジョージアでは次女と同じ小学3年生として過ごしていますが、日本では小学6年生の長女

ジョージアに移住してもうすぐ丸3年。移住当時は小学3年生だった長女は小学6年生、次女は年長から小学3年生になりました。時が経つのは早いです!

来年は中学生、その次は高校生。しっかり計画を立てておかないと、「気がついたら高校生…!?」となりかねません。

もちろん最終的に進路を決めるのは子供たち本人で、私があれこれとレールを敷くつもりはありませんが、進路を決めるにも選択肢を知っていないと選びようがありません。

それには「どこで育つか」という環境の影響は計り知れないです。そして、それには親の影響がかなり大きいと私は考えます。

日本で生活していた時の長女は表情が硬く、不登校気味で発達障害と診断されて療育手帳(B2)も交付されました。しかし、「普通と違う」ということの一体何が悪いのでしょう?

コロナ禍も重なり、私たちは日本の環境で暮らし続ける理由がなくなって、ジョージアに移住しました。

ジョージアでは、言葉も通じない上に顔立ちや文化も違います。どうあがいても、「普通」でいることは不可能でした。それは子供たち、特に長女にとってとても良い環境でした。

ジョージアではキスやハグのコミュニケーションがあります。言葉は通じませんが、学校の先生だけでなく、ご近所さんや地域の方々からも言葉以上の愛情を受けて、長女はとても表情が豊かになりました。

おのずと言葉もついてきて、移住1年半を過ぎた頃には長女次女ともにジョージア語をかなり話せるようになりました。

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