ボンジュール!フランス在住18年、20代でリストラを2回経験、30代でパリで就活、ホテルに就職し、その後は5社目となるエアラインに転職、現在はパリベースCAママをしながら、世界を飛ぶパラレルキャリア乗務員として乗務しながら、パラレルキャリアをしています。
これまで、18歳の頃からの夢を体現したフランス就職のリアルストーリーを7回にわたって執筆してきました。これから海外で就職したい人の参考になればと思います。
今回はパリで就職をした経験&スキルで収入大幅アップし、働く環境も想像以上に良くなった憧れの会社に転職できた話をシェアしたいと思います。
過去の記事にも、渡仏する前にパリにある会社に履歴書を送っていたことには触れました。当初はパリで就職することが目的で、業界は絞っておりませんでした。
それでも私は最終的に、エアライン業界・女性の働きやすい環境・良い条件の憧れの会社で働きたいと企んでおりました。
当時は夢の夢、入社できるとは思っていませんでしたが、理想が叶うように少しずつスキルアップ、経験を積んで努力をしていました。
もちろん渡仏する前からも履歴書を送っていましたが、パリに到着してパリの住所に変更した時点で履歴書を再び送付、インターコンチネンタルホテル・ル・グランに就職が決まった後も、職歴が追加した旨に触れてアップデートした履歴書を人事に再送していました。
最高の働く環境がある、現在働いているフランス系エアライン。以前は日本で採用試験があり、実は25歳の時に採用試験を受けたことがありました。
当時は履歴書を持ち込むスタイルで、その時点で簡単な面接が英語と日本語でありました。その面接を通過したら、本格的な採用試験に入っていきます。
私は社会人3年目で、2社目のアパレルの会社からリストラに遭ったばかりでした。その後、たまたまジャパンタイムズで見つけた、米系エアラインの機内通訳としての採用試験にチャレンジしました。
4000人も応募する難関から合格して、成田ベースで日本、アメリカを往復する生活を始めて、リストラ後のどん底生活から英語を活かして、外資系の会社、夢のような仕事に就くことができました。(私の歩みに興味ある方は、今までの歩み仕事編 ①~㉑)
1回目の採用試験のチャレンジですが、タイミングが合わず、次の段階の面接を受けることができませんでした。
というのも、1か月の厳しいトレーニングを終えてフライトを始めたばかりで、残念ながらフライトスケジュールも調整できない時期でした。
今思うと、あの時に憧れのエアラインとはご縁がなく、米系エアラインでの勤務経験を得られたことが、語学力アップ、多様性の中でのキャリア経験を得られることとなり、結果的に良かったと思っています。
その後紆余曲折あって、2回目の履歴書を送ったのはその後6年も経過した頃でした。チャンスがない間も、入社したい想いをずっと持ち続けていた結果、採用されるまでに4回も履歴書を送っていたことになります。
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