大人に混ざってパリの街をローラースケートで滑る7歳の息子
Bonjour! フランス在住のFamily Journey1.2.3代表でグローバル親子コミュニケーションコーチのNAOKOです。
パリを歩いていると、ローラースケートの大行進に遭遇することがあるかもしれません。彼らは一般車道を、結構なスピードで走り抜けるため、傍で見ると結構な迫力があります。
これは、パリの風物詩の1つであると言われています。
パリのローラースケート愛好会は主に二つあり、金曜夜に開催する「パリ・ローラー(Pari Roller)」と、日曜昼に開催する「ローラー&コキアージュ(Rollers & Coquillages)」が有名です。
役所や警察公認の団体で、一般車道を走っている時にはグループの一番最後に専用の車が付いており、一般車は走れないように規制されていますので、安全が保たれています。
今回は、日曜昼に開催する「ローラー&コキアージュ(Rollers & Coquillages)」に、当時7歳の息子がはまり、これまで何度も参加しているので、様子をお伝えしたいと思います。
スタート前の参加者たち
走行ルートは毎回変わり、3日前ぐらいにルートが専用のSNSで公開されます。集合場所は基本的には毎回同じで、バスティーユ広場から出発し、大体距離は20キロほどを3時間で走り切ります。
7歳息子と夫が参加したコースは様々ですが、エッフェル塔や市庁舎、ポンピドゥーセンターなど、パリの名所を回れることが多いため、走っていて気持ちが良いそうです。
ちなみに、初めて参加した際に私と5歳の娘も参加しようと試みたのですが、みんなの速度がとても早く、娘のスピードでは最後尾の規制車に追いつけず、泣く泣く脱落してしまいました。
参加者の大多数は大人で、パリの人はローラースケートが上手な人が多く、またパリの街は時々坂道もあるため、ちゃんとブレーキなどのテクニックもある人でないと厳しく、中級者から上級者向けのイベントになります。
息子のように小さい年齢で参加している人はほぼおらず、参加している周りの方から、いつも褒められており、ジュースやお菓子ももらえるそうです。
ただし、ローラースケートだけでなく、自転車やキックボードで参加してもOKなので、ローラースケートに自信がなければ、別の参加方法もあります。
下の写真のように、ベビーカーのようなものを押しながら参加している親御さんもいます。
エッフェル塔前で小休憩
元々息子は、ローラースケートが大好きで、普段自分で自由に滑りまわっています。
本当はレッスンなどを受けさせてあげたいのですが、なかなか近くにそうした場がなく悩んでいたところ、知り合いのフランス人の方から、こうしたイベントを教えてもらい参加しました。
周りの方も大人ばかりですが、ひるむことなく、むしろやる気を持って参加しており、息子にとっても大きなチャレンジになっているようです。
このように好きなことを伸ばしてあげたり、チャレンジさせてあげられるようになったのは、グローバル親子コミュニケーションのお陰です。
私自身が海外と日本で教育を受け、海外と日本で子育てをしてきたからこそお伝えしたい、ご家庭でできるグローバル共育。
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それではまた次回のコラムでお会いしましょう!Bonne journée!
Written by NAOKO(フランス)