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日本でも「LGBT法案」が可決。LGBTについて子供とどう話す?

2023年6月26日
NAOKO (フランス)

”多様性”を考える際に大事なテーマの1つ

Bonjour! フランス在住のFamily Journey1.2.3代表でグローバル親子コミュニケーションコーチのNAOKOです。

前回のコラム「世界のニュースを見て親子で会話することが大切な理由とそのやり方」に反響をいただき、有難うございました。

「フランスのデモのニュースについては、日本でも少し取り上げられており、気になってはいましたが、深く考えたことはなかったので、とても良い機会になりました」

「自分でもちょっと難しいと思ってしまう話題を、幼い子供と話すなんて無理だと思っていました」

「子供と話すぐらいに、レベルを落として考えると、逆に親である自分の理解が深まることに気づきました」

など、色々な嬉しいコメントをいただきました。

現在、多くの日本の学校で受験の際に、「最近気になったニュースは何ですか?」と聞かれるケースも少なくありませんので、もしまだ読まれていない方は、受験対策の1つとしても是非ご参考くださいね。

さて今回は、「”LGBT”について、お子さんとどのように話をしたら良いか」がテーマです。

日本でも最近「LGBT法案」が可決されたということで、ニュースでもよく出てくるのではないでしょうか?ここフランスでも大事にされている”多様性”を考える際に、大事なテーマの1つでもあります。

 

LGBTについて子供とどう話す?

まず、「LGBT」とは何でしょうか?

「正直よく分からない」という方も多いのではないでしょうか?なんとなくは分かっているけれど、お子さんと話しにくいテーマだと思われる方も多くいると思います。

でも、もしかしたらお子さんが将来「人と違うこと」について、秘かに悩むこともあるかもしれません。

その時にどのように会話をしたら良いか、イメージができますか?間違った知識、偏った視点で伝えてしまわないため、親自身がまず正しい知識を学ぶことが大切です。

我が家には7歳息子と5歳娘がおりますので、今回これぐらい幼い子供でも会話できるように、分かりやすくしてみました。是非この機会に一緒に考えていきましょう。

それでは、どのように話を始めたら良いでしょうか?

「LGBTとはね・・」といきなり話を切り出すと、お子さんにとって理解が難しくなってしまうかもしれません。

LGBT自体についての理解も必要ではありますが、まずは「世界には色んな人がいて、色んな考え方の人がいて、みんな平等」という点について理解することが大切です。

※LGBTについての、具体的な意味はこちらもご参考ください。
※現在は、LGBTQ、LGBTQI+など、様々な派生形の言葉もありますが、本コラムではLGBTと記載を統一しております。

次のページLGBTについて子供と会話をする具体的なイメージ

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