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アメリカ・ハワイで看護師として働くには?日本とは大きく違う就職活動

2024年5月25日
研谷美月 (アメリカ)

数え切れないほどのアプリケーション

ALOHA! アメリカハワイ州在住歴、7年目となりましたMitsukiです。

私はアメリカハワイ州で正看護師(訪問看護師)として働く傍ら、国際的に活躍したい看護師さんたちをサポートする会社BeLightの代表としても活動しています。

今回のコラムでは、アメリカハワイ州での正看護師としての就職活動における、日本との大きな違いや利用したツールについて紹介したいと思います。

私は現在の職に就くまで、数え切れないほどのアプリケーションを出してきました。

今のところ、救急患者を扱ういわゆる急性期の病院で働いた経験はアメリカではありませんが、結果としてさまざまな場所での看護師のポジションや働き方を知ることになりました。

あくまで私の一経験です。地域や働く機関や施設、経験やビザの状況によってかなり違いが出てきますので、参考までに読んでいただけると嬉しいです。

 

マインドセットを変える!

まず、最初にやらなくてはいけなかったのは、マインドセットを変えることでした。

それまで、なんとなく私の頭の中には、「看護師=病院で働く」という考え方がありました。

しかし、アメリカは経験重視の社会。日本では新卒でも大学病院などでもすぐに雇ってもらえますが、アメリカではそのような機会はなく、新卒のためのプログラムに参加する必要があります。

ハワイで看護師免許を取得していても、「ボランティアしか経験がない」「日本での看護師経験が1年しかない」という状況の私を雇ってくれる病院はもちろんありませんでした。

運よく知り合いのツテで、看護師さんを探していた日本人の先生のクリニックで働けることになり、それが私のハワイでの最初の看護師としての仕事となりました。

当時の私は経験を積むために、「どんな仕事でも、どこでも働く」という気持ちでスタートしました。同時に、フルタイムの仕事がもらえるということは大変だということに気がつきました。

そのため、初めの頃は月に数回だけなどの「パーディアム(Per diem)」や欠勤が出た時などにだけ呼ばれて働く「オンコール」といったポジションで働いていました。

半年でも経験を積んでいくと、可能性もまたグッと広がり、採用のチャンスも上がっていきます。

次のページアメリカでの就職活動のために行ったこと

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