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衛星通信Starlink(スターリンク)を日本のコストコで購入してフィリピンで使ってみた!

2024年1月4日
宮下なみ子 (ジョージア)

バックパックに入りました(無理やり入れたとも言う)

Starlinkを日本で購入してコンパクトに運ぶ方法

接続・設定方法はブログなどでたくさん情報が出ているので、このコラムでは「日本で購入して海外に持ち出す」というピンポイントな情報について記事にします。

まず、Starlinkのパッケージはとても大きいです!中身はほぼ緩衝材なので、箱は捨てましょう。

ただし、箱の外側に「KIT」と書かれたシールが貼られているので、必ず写真を撮っておいてください。記載のシリアル番号を使ってセッティングするので重要です。

中身は、本体、土台、長いケーブル、ルーターなどです。白く四角いアンテナは縦51cm、横30cmくらい。ルーターはサイズを測っていないのですが、縦30cm、横25cmくらいかと。

ルーターにしては重く、1kg前後です。体重計がないので総重量は不明ですが、体感として5〜7kgくらいかと思います。

アンテナと土台は分解できるので意外とコンパクトになります。プチプチなどで傷つかないように保護してください。私は土台の脚に靴下を履かせて荷物を最適化しました。

その他、服など柔らかいもので巻いて保護!写真のような感じに組み合わせたら、45リットルのリュックに入りました!大きめのスーツケースなら十分入るかと思います。

飛行機に乗る際、私は機内持ち込みしました。重くて両肩がが痛くなったので誰にもオススメしませんが、安全性を重視(笑)

機内持ち込みできる金属のサイズは長辺60cmらしいので、ギリギリOKとみなされました。空港によって規定が異なるかもしれません。詳しくは利用する航空会社や空港にお問い合わせください。

 

場所に囚われない生き方を!

気になる接続速度ですが、元々あったフィリピンの固定Wi-Fiでは9.9Mbpsでした。快適なネット通信には10〜30Mbpsと言われているので少々心許ないです。

親ルーターから離れた場所の電波をカバーするのに中継機を設置しているのですが、そのエリアだとプチプチと途切れ、速度もかなり遅かったです。

しかし、Starlink導入後は9.9Mbpsから95Mbpsと約10倍に!かなり大満足な結果になりました。

ただし、中継機を挟んだ場所では9〜15Mbpsでした。純正品の中継機を使うと速度は維持されるのかもしれません。

純正の中継機メッシュWI-FI ルーターはフィリピン価格で9000ペソ(約23,000円)と中々ためらう金額なので、これは一旦は非純正品で対応するつもりです。

月額料金ですが、1カ所だけで使う標準レジデンシャルプランで月額2700ペソ(約7000円)。日本での契約だと月額6600円ですが、為替レートの関係で少々高くなります。

車などで旅をするROAMプランなら月額9900円〜。船で接続するプランなら月額33,408円。

場所を選ばないノマドワーカーですが、車や船で移動しながら暮らすライフスタイルがいよいよ現実味を帯びてきました!

私の次の目標は車で旅をしながら格安でヨーロッパを周遊することなので、Starlinkとは長い付き合いになりそうです!

みなさまもぜひ、場所に囚われない生き方を!それではまた、次回のコラムをお楽しみに!

本記事の情報はあくまで私の場合の体験記です。また、掲載内容は執筆時点2023年12月の情報です。各自で実践される場合は自己責任の元で行ってください。

Written by 宮下なみ子(ジョージア)

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