ブラジルではピザは夜に食べるもの?!
ブラジル人はかなりのキレイ好きで、一日に何回もシャワーを浴びる習慣が根付いています。
朝起きてから、外出先から帰宅してから、ディナーを食べに外出した後と一日に何回もシャワーを浴び、ブラジル人は世界で一番シャワーの回数が多いといわれています。
そして、食事前には必ず手を洗います。帰宅したら、まず手洗い・うがいをする習慣がある日本からみたら当たり前の事ですが、ブラジルでは帰宅した時は手を洗わないんです。その代わり、シャワーを浴びます。
ブラジルでは食事の前に必ず手を洗いに行きますが、食事に直接手で触れることは絶対にNGです。
フルーツやハンバーガー、「手の方が食べやすい」と感じても、ブラジルでそれをすると怪訝な顔をされるかもしれません。
これもブラジル人のキレイ好きからくる独特の食事マナーで、お皿の上のものは基本的にフォークとナイフを使います。立食パーティーなどで出るアペタイザーなどは手で取る場合もありますが、必ずナプキンを使います。
ギャルソンもお皿の上にアペタイザーとナプキンを両方持って会場を歩き回ってますから、必ずナプキンを使って食べ物を取ってください。
ピザも手に取って食べません。フォークとナイフで食べるのがブラジル式。また、ブラジルではピザは夜に食べるものと思われており、お店も夜のみオープンの所がほとんどです。
このようにフォークとナイフを使って食べるのが当たり前のブラジルですが、持つ手は日本やヨーロッパとは逆なのです。
日本やヨーロッパでは、右利きの場合、右手にナイフ、左手にフォークを持つかと思います。それがブラジルでは、右手にフォーク、左手にナイフとなります。
利き手にフォークを持つ理由は、ブラジルのお米は日本のように水分があまりなく、サラサラして食べにくいからと言われています。たしかに利き手にフォークを持つと食べやすいですよね。
ちなみに、スプーンは子供が使うものと考えられています。デザートやスープなどを除き、大人がスプーンを使うことはほとんどありません。
ブラジルでも人気がある日本のカレーライスは例外ですけどね。
このように利き手にフォークを持つブラジル人ですが、テーブルセットはヨーロッパスタイルだったりします。独自の文化を持つブラジルならではですね。
最後となりますが、ブラジルには美味しい食べ物がたくさんあります!パワーフードがたくさん使われているブラジル料理は、体の底から元気になれますよ!
レストランやパーティーなどに行かれる時はブラジル式の食事マナーを頭に入れて、楽しく美味しくお食事ができたら良いですね。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。それでは、また!!Tchau!!
Written by ひろみ(ブラジル)
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