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定期預金は金利11%、円安でも魅力的な高い経済成長率。起業家こそジョージアへ!

2023年6月19日
宮下なみ子 (ジョージア)

ジョージアの首都トビリシを眼下に

たった1年半で1ラリ=37円→54円の円安!

გამარჯობა !!(ガマルジョバ!)こんにちは、ナミです。早いものでジョージアに移住して3年目に突入しました。

移住当時は1ラリ37円でしたが、今はなんと54円!「ウン十年ぶりの円安」と言われて早1年経ちますが、未だに円安が続いています。「もはや前までが未曾有の円高だったのかな?」とさえ思えてきます。

私の家は3ベッドルームで家賃1000ラリなのですが、たった1年で37,000円から54,000円に値上がりした状態です。これは辛い!

そんな訳で「ジョージアは安い」という理由で移住してきたノマドワーカー達の中には、この1年で別の国に移住する人達もいて、ピーク時よりも数が減ったように感じます。

ところが、ラリ高な現在でもジョージアに移住してくる人は居ますし、私たちのように住み続ける人も沢山います。

去る人と残る人。その違いは一体何でしょうか?

 

「安い」だけを理由に人生を選んでしまうと…

7歳の次女とベルベル人のおじさん。モロッコのサハラ砂漠にて

昔から「安かろう、悪かろう」という言葉があります。「安いものは総じて質が悪い」という意味です。

本来の意味は、商品の値段・質に対して使われる言葉ですが、私は「人」に対して使いたい。つまり、「安いだけで動く『人の質』は悪かろう」ということです。

もちろんお金は大事です。湯水のように無駄にお金を使ってはいけませんし、何でもかんでも高ければ良いと言う訳ではありません。

選択のきっかけとして「安い」は大事です。しかし、安いだけで選び続けていると、それ以外の魅力に気付けないまま、安くなくなった時に次の「安い」に飛びつくことになります。

スーパーの卵や牛乳の値段ならまだしも、それが「移住先」となると、非常に危険なのは想像に難くありません。

1年やそこらで住む国を変えていると、それこそお金がどんどんなくなります。例えば、ノマドワーカーは転々とできることが強みですが、リスクもはらんでいます。

若い単身者やカップルで、かつ、フリーランサーならそういう生き方もできますが、長く続けると根無し草になりかねません。

私のように子供がいたり長期的な目線でビジネスを考えていると、しっかりと根を張ることを大切にしたいのでタンポポの綿毛のようにフワフワと風に乗った生き方はちょっと難しいです。

 

定期預金は金利11%、家も200万円から購入可能

我が家は、被服費・外食費・レジャー費などにはあまり使わず、航空券代にお金を注いでいます

世の中お金じゃない、みたいなことを書いておきながらお金の話を続けます。同じお金でも消費の話ではなく投資の話です。

ジョージアの銀行の定期預金の金利はなんと11%!超低金利な日本では考えられない金利ですよね。

日本も高度成長期の頃は年利6〜8%で10年でお金が倍になる水準でした。この金利が表すようにジョージアはまさに高度成長期。昭和にタイムスリップしたかのようです。

さらに、ジョージアでは外国人も家を買うこともできます。それも100万円程度から購入可能。

去年、私は街の中心地から徒歩1分の2階建ての家を200万円強で購入しました。不動産がこの金額で購入できるのは驚きです。

投資するしないは各自の判断ですが、このバブルは永遠には続かないことと、外国人である我々日本人が銀行口座を開設できたり、家を購入できたりするジョージアはスゴイということは断言できます。

また、そうやって腰を据えて根を張るようにしている姿勢を認めていただけたのか、政府関連のお仕事もさせていただけるようになりました。マイナーな国での起業は、こういうチャンスが舞い込んで来やすいのも魅力の一つです。

まわりのジョージア在住者を見ていても、長期目線で考える投資家タイプの人ほど、目の前のレートではなく成長率や可能性を重視してジョージアを選択しているように見受けられます。

 

美しい自然とおいしい食事と最高の立地。下見・視察してみませんか!

自宅から車で30分の場所にある天然温泉。なんと無料!コーカサス山脈を見ながらの温泉は至福

税金もシンプルで安いジョージアですが、魅力はお金面だけではありません。

写真や文字では伝えきれないですが、ジョージアの魅力はなんといっても美しい自然と美味しい食事!そして、ヨーロッパ・アフリカ・アラブ・中央アジアにもアクセスできる立地です。

この2年でジョージアを起点に13カ国、娘たちと旅しました。ジョージアに拠点を置いていると、良い季節を狙って近隣国をじっくり周遊することができます。

夏は北スペインやイタリア、フランスで美術館巡りをしたり、冬は地中海沿いの離島やモロッコ・エジプトを旅したり。ベストシーズンを狙いながら知見を得ることが可能です。

規制がゆるく起業しやすい国、ジョージア。海外進出・海外法人設立したい起業家の方はぜひジョージアを視察していただきたいです。

今年の秋もジョージア下見ツアーを開催しますので、興味のある方はぜひ特設サイトをご覧ください。夏に開催するフィリピン下見ツアーも参加者募集中!

それではまた、次回のコラムをお楽しみに!ნახვამდის(ナッホァンディス/さよなら! )

Written by 宮下なみ子(ジョージア)

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